こんにちは!
第二技術部2年目の浅野です。
皆さんは「天気ことわざ」という言葉をご存じですか?
馴染みのない言葉なのであまりピンと来ていない人も多いかもしれません。
例を挙げると
・夕焼けは晴れ、朝焼けは雨
・飛行機雲が消えないで広がると雨、消える場合は晴れ
・月(太陽)に傘がかかると雨
・ツバメが高く飛ぶと晴れ、低く飛ぶと雨 など…
現代ではスマホやテレビから簡単に天気予報や地震などの災害情報が確認できます。
言ってしまえば、家の中にいても外の状況がわかってしまいます。
しかしまだ科学が発達してなかった時代、どうやって天気を予測していたかというと
雨の前触れでもある雲や空、天体や動物の変化を観察して予報に役立てていたのです。
これが現代では「天気ことわざ」と呼ばれるようになったのです。
もちろん科学的根拠がない天気ことわざもありますが、現代でも使えるものも多くあります。
また天気ことわざは局地的な予報をするのに優れています。
例えば「○○県の○○地方の天気ことわざ」のようにその地域ならではの言い伝え、ことわざが数多く存在します。
日本のように険しい山や川、海にも囲まれた複雑な地形の場合、
ある程度広域な予報はできても、局地的な予報はまだまだ精度が高くはありません。
例えば山のふもとと山頂付近では、距離は近くても全く気候が異なることもあります。
そういった地域には、天気ことわざが活用できる場面というのはまだまだあると思っています。
なぜなら現代の天気予報が始まったのは今から約150年ほど前ですが、それよりも遥か昔から天気ことわざは存在し、形を変えながら現在まで語り継がれています。
その地域を予測してきた歴は天気ことわざの方が長いのです。
天気ことわざのいいところは、実際に雲や空などの自然をよく観察しているところにあります。
スマホ1つで天気がわかるのも便利ですが、外に出て雲や空をよく見てみるといいかもしれません。案外自分の予報の方が当たったりして…
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