これが私の仕事 |
合成繊維の新規製造プロセスに関する研究 私は生産技術研究所で、頭髪装飾用途の合成繊維の生産能力を向上させるテーマを担当しています。研究では、ラボ検討用にスケールダウン装置を考案し、化学工学的な解析を行って繊維中の拡散係数を取得、考察して、スケールアップファクターを見出しました。設備メーカーでのテスト、プラントサイズでの実験を経て、設備仕様を決めていきました。現象の本質を理解し手中に収めるたびにおもしろさが増します。そして、自分が検討した設備が実際の製造ラインで稼働したときは、さらに大きな達成感を感じました。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
合成繊維の生産能力向上の成果が認められ、社長賞を受賞した 入社2年目で、合成繊維の生産能力向上に取り組んでいました。品質の維持や設備能力の不足という課題を解決するため、設備の大幅改造を提案しました。限られたスペースで最大限の能力を発揮する設備とするため、実験・考察を重ね一つ一つの設備仕様を決定していきました。このとき、大学で学んだ化学工学の単位操作の知識などがとても役に立ちました。また、短期間で成果をだすために研究メンバーと製造担当のメンバーが一致団結して取り組んだことも成功の要因の1つだと思います。この改造によって合成繊維の生産能力を1.5倍増強できました。入社2年目でこのような大きなプロジェクトに携わり、事業に貢献できたことは今の私にとって大きな自信につながっています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
先輩社員の人柄が魅力的だった 座談会での先輩社員の人柄に魅力を感じて入社を決意しました。カネカの社員は、気さくで話しやすい一方で仕事に対しては真面目で誠実に取り組んでいる人が多い印象でした。会社の事業の幅広さや仕事内容にも魅力を感じていましたが、一番の決め手は一緒に働く人の人柄でした。実際に入社してからも就活のときと印象は変わらず、信頼できる仲間とともに協力し合いながら楽しく仕事ができています。 |
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これまでのキャリア |
生産技術研究所(今年で5年目)
1年目:塩素化塩ビ樹脂の新規製造プロセスの研究。
2年目~現在:合成繊維の新規製造プロセスの研究。(生産能力向上、工程トラブル削減のための新規プロセスの構築) |