自動車や通信インフラなど、様々な分野で使用される半導体。当社はその製造工程に不可欠な高純度薬液で世界トップレベルのシェアを誇っています。最大の強みであるフッ素化学の独自技術をもとに、多種多様なフッ素化合物を製造・販売し、多分野に事業を展開。子会社ブルーエキスプレスが担う、特殊貨物輸送で培った独自のノウハウに基づいた化学品物流を手がける運輸事業とともに、グループとしてさらなる事業拡大を目指します。
他の元素と反応させることで驚くほど多彩な特徴を発揮するフッ素。当社はこのフッ素の可能性にいち早く着目し研究・開発し続けることで、オンリーワンの技術を生み出してきました。現在は、半導体製造用のフッ化水素酸などの高純度薬品事業を主力事業としています。半導体用超高純度フッ化水素酸は、世界トップレベルのシェア。また、反応触媒として用いられる三フッ化ホウ素ガスを国内で唯一当社が製造するなど、私たちは最先端の研究開発力と技術力、そしてその独自性によって業界を牽引し続けるフッ素化合物のリーディングカンパニーです。
2拠点に分かれていた研究開発拠点を集約し、2023年2月に「次世代材料研究棟」が誕生いたしました。最先端の半導体用高機能・超高純度薬液の開発や、全固体電池等の次世代電池材料に関する製品開発を加速するとともに、新用途高機能フッ化物の開発や、バイオ分野における材料開発など、新しい事業の創出を目指し、ドライルームや環境試験室、清浄環境で実験、試作を行えるクリーンルーム等の最新の研究開発設備を設置しています。また、研究員たちの情報交換・共有の機会が増え、よりスムーズに、より飛躍的に、技術開発を推進できる環境が整い、研究員一同、新施設で製品の開発に日々邁進しています。
当社は、2016年に創業100周年を迎えました。今では、大阪府の堺市・泉大津市および福岡県北九州市に生産拠点を構え、グループとしては子会社・関連会社を国内、シンガポール、中国に展開し、グローバルに事業を推進しています。技術の進化とともに、需要拡大を見せる最先端の情報通信産業向けを中心に、さらなる事業拡大を目指しています。創業以来受け継がれてきたチャレンジ精神のもと、ここまでの100年からこの先の100年に向けて、化学を活かし、あらゆる業界をリードするグローバル企業として歩みを進めていきます。
事業内容 | ◆高純度薬品事業
◆運輸事業 |
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設立 | 1944年2月
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資本金 | 48億2,978万2,512円
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従業員数 | 単体 284名 連結 727名 (2023年3月31日現在) |
売上高 | 単体 204億 8,200万円 連結 353億 8,200万円 (2023年3月期実績)
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代表者 | 代表取締役社長 橋本 亜希
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事業所 | ◆本社・大阪営業部
大阪府大阪市中央区伏見町4-1-1 明治安田生命大阪御堂筋ビル10F TEL:06-4707-1511 ◆東京営業部 東京都千代田区 ◆工場 三宝工場(大阪府堺市)、泉工場(大阪府泉大津市)、北九州工場(福岡県北九州市) ※研究開発職は三宝工場内に新設された「次世代材料研究棟」が勤務地になります。 |
沿革 | 1916年 当社の母体である橋本升高堂製薬所を創業
1930年 フッ素化合物の製造を開始 1944年 橋本化成工業株式会社を設立 1970年 泉工場(大阪府泉大津市)を設置 1990年 社名を橋本化成株式会社に変更 1991年 運送部門を分離独立し、100%子会社ブルーエキスプレス株式会社を設立 1997年 社名をステラ ケミファ株式会社に変更 1999年 大阪証券取引所第二部に上場 2000年 東京証券取引所第一部、大阪証券取引所第一部に上場 2001年 シンガポール共和国に100%子会社の現地法人STELLA HEMIFA SINGAPORE PTE LTDを設立 2002年 中国浙江省に合併会社浙江瑞星フッ化工業有限公司を設立 2014年 北九州工場(北九州市八幡西区)を設置 2015年 中国に合弁会社衢州北斗星化学新材料有限公司を設立 2023年 三宝工場内に次世代材料研究棟が完成 |
ホームページ | http://www.stella-chemifa.co.jp/
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