これが私の仕事 |
高速道路を守る「最初の目」。安全の砦としての役割を果たす仕事。 主に四国管内の高速道路のトンネルの調査・点検などを行っています。仕事は、3人1組を基本とするチーム制。高所作業が可能なトンネル点検車で移動しながら、目視や点検用のハンマーでコンクリートの表面を打って異常がないか確認していきます。時には、画像データを元に、損傷の予測を立てながら、点検を進めていくこともあります。過去の損傷履歴なども照らし合わせながら作業を行いますが、「ひび割れ」や「漏水」など目に見える変状だけに注目していては不十分です。危険の芽をいち早く発見し、時には、応急対策をして被害を防いでいきます。仕事の8割を占める現場作業では、他社の技術者とも協力して作業を進めます。チームワークを大切にしながら、5年後、10年後を見据え、安全を守る仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「安全であって当たり前」を守る誇り。未来に繋がる仕事には喜びがある。 点検業務は、誰かから感謝されたり「ありがとう」と言葉をかけられたりすることが少ない仕事です。しかし、「みんなが安全に通行できるのは自分たちの仕事があってこそ」という自負は、仕事への大きな原動力です。時には緊急を要する危険箇所を発見することもあり、そんな時には、ほっとすると同時に仕事の大きな意義を感じます。また、橋梁やトンネルなど古い構造物に触れることもあります。完成した年代を見ると、当時の材料や技術が息づいており、今でも整然と在る姿に驚かされます。造った人、維持する人、利用している人達が見えない糸でつながっている。そんな想像を膨らませてみるのも楽しいかもしれません。10年先、20年先の当たり前を支える仕事には、未来へ安全のバトンを渡していくような喜びがあります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
専攻が異なる意外な業界にも、「自分にできる面白いこと」があった。 大学での専攻は情報系で、土木分野とは異なります。しかし「社会の役に立てる仕事はないか」と合同説明会に出向き、当社と出会った時「面白そうだし、自分が必要とされている」と感じました。ちょうど、笹子トンネルの天井板崩落事故があり、社会インフラの維持管理が重要視され始めたことも影響したと思います。当時からトンネル本体や付随する施設などの老朽化は進み、事故を未然に防ぐための補修や補強の重要性が増していました。土木分野でも情報処理が鍵になってくるだろうという想いから、活躍の可能性を感じ、入社を決めました。入社後は、扱うデータの豊富さと特長に面白さを感じています。今後は、新技術やAIの導入などを通じて正確さや効率だけでなく、安心・安全な社会インフラの維持管理ができるように尽力していきたいです。 |
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これまでのキャリア |
技術1課(8年)→技術部 技術支援担当(現職・3年目) |