たとえば写真にあるようなサバ味噌の缶詰やツナ缶とか、フルーツ缶を食べて資源物を分別する際に、ふと不思議に思ったことはありませんか?
缶詰の胴体はスチールであるのに、蓋の部分だけアルミだったりすることが多いはずです。
これは、それぞれ「スチール」と「アルミ」の特性(強みと弱み)を活かした形なのです。
材質として強度がある「スチール」で胴体は作るものの、今や「イージーオープンエンド(手で開けられる缶蓋)」が当たり前になった缶詰では、蓋だけは開けやすいように柔らかい「アルミ」で作られるようになったようです。
また「アルミ」は「スチール」に比べコストが掛かるために、最低限の部分の使用に抑えられているみたいです。
物(人)には特性、それがいわゆる強みと弱みってヤツですけど、があります。
勘違いしないでいただきたいのは、どちらが物(人)として優れているかではありません。
この強みと弱みそれぞれの違いを理解して、いかに適材適所でその能力を活かして貰えるかが重要なのです。
また、有名すぎる話でもある「コップ半分の水」というのもあります。
「コップ半分の水」に対して、ある人は「もう半分しかない」と考えるけど、またある人は「まだ半分もある」と考える。
だからこそ、強みは弱みで、弱みは強味なのです。
ちなみに、弊社の強みと弱みは、両方ともに「一地方の中小企業である」ってことだと思います。
一地方の中小企業であるからこそ、着実に地域に根差し、長年に亘りお客様からの信頼をいただいてこれたのだと自負しており、ただ、一地方の中小企業であることにプライドを持ってきたからこそ、一般からの企業の認知度がイマイチだったりします。
てなことで、弊社は、決して貴方の強みだけでなく、皆様が持ってる弱みこそを大事な資源として迎えたいと願っております。
それではまた。