業種 |
輸送機器
重電・産業用電気機器/機械/精密機器/その他製造 |
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本社 |
大阪
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ジャパン・ハムワージは、会社創立以来、
特殊舵とロータリー式舵取機に特化した開発を続けています。
世界で唯一当社のみが製造販売しているベクツインシステムは、
船舶の操船性能が大変優れている画期的なもの。
次世代の自動操船技術に欠かせない製品と考えられています。
日本は世界各国と貿易を行っており、貿易量は1年間で約11トンにも上ります。そんな輸入大国に欠かせない貿易手段が船舶。そして、船舶に無くてはならないものが舵です。昭和57年の設立以来、ジャパンハムワージは船舶の舵取機・特殊舵、 操船システムを開発する専業メーカーとして研究と開発を繰り返してきました。当社が設計している舵取機システムの種類も様々で、コンテナ船やフェリー、連絡船、漁船など全ての船舶でオーダーメイドでの設計が可能。また操船士の少人化と共に、自動化運転を目指して日々研究開発に取り組んでいます。世界と日本を繋ぐ重要な役目を果たすべく、これからもジャパン・ハムワージの挑戦は続いていきます。
設立から長きにわたり、舵とロータリー式舵取機にこだわり続けたその技術は日本屈指です。当社の代表的な製品でもある、独自開発の操船システム『スーパーベクツインシステム』は特許を取得しており、プロペラ前進回転のまま、通常の船舶ではできない後進や旋回の操船を実現。通常の舵取り機では入港できないような悪天候での操船も容易にしています。100件を超える特許の取得も、有名企業からの信頼を獲得する大きな裏付けとなっており、お客様の方からお声がけいただき受注することがほとんど。しかし、その成果に慢心することなく、更に安全性の高い舵取機・制御システムの開発に取り組み、世界の船舶の未来を牽引していきます。
当社では世界に先駆けた無人運航実現に向け、日本財団出資で30社との共同開発や、大学との共同研究なども実施し、2025年の実用化、2040年には国内で運航する船舶の半分を無人運航船にすることを目指しています。その理由として「海の事故を減らす」「人材不足の解消」「環境への貢献」の3点を目標に開発を進めています。日本にとどまらず、海外でもその技術力の高さは高く評価されており、今後も造船所と協議し、お客様の要望や意見を取り入れながら業務に取り組んでいきます。「AIの発展により仕事がなくなる」などと言われ始めて早数年たちますが、型に捉われない当社の仕事は何にも代替されることはありません。
事業内容 | 世界で唯一の「ベクツインシステム」をはじめ特殊舵で評判の「シリングラダー」、
高性能舵取機の「ロータリー式舵取機」の開発型総合メーカー ■ 100件以上の特許を有し高い技術力が根付いています。 次世代の操船システムを研究開発するために大阪大学・他とも共同研究をしています。 |
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設立 | 昭和57年8月 |
資本金 | 2400万円 |
従業員数 | 30名 |
売上高 | 11億2000万円(2018年度実績) |
代表者 | 代表取締役/冨田 和志 |
事業所 | ◆本社
大阪市城東区鴫野西1丁目15番1号おもだかビル ◆今津工場 大阪市鶴見区今津北3丁目4-38 |
業務提携先 | Rolls-Royce Marine AS.(Norway)
Thordon Bearings Inc.(Canada) Systemar AS.(Spain) 東京計器(株) 商船三井テクノトレード(株)、他 |
主要納入先(五十音順) | 浅川造船(株)、今治造船(株)、 (株)臼杵造船、(株)大島造船所、尾道造船(株)、
(株)カナサシ、川崎重工業(株)、 (株)神田造船所、神例造船所(株)、旭洋造船(株)、 (株)栗之浦ドック、警固屋船渠(株)、佐伯重工業(株)、佐々木造船(株)、 佐世保重工業(株)、四国ドック(株)、下ノ江造船(株)、ジャパンマリンユナイテッド(株)、 (株)新来島どっく、(株)新来島豊橋造船、新高知重工(株)、住友重機械工業、 常石造船(株)、内海造船(株)、長崎造船(株)、中谷造船(株)、 (株)名村造船所、 新潟造船(株) 、伯方造船(株)、檜垣造船(株)、福岡造船(株)、本田重工業(株)、 (株)三浦造船所、三井造船(株)、三菱重工業(株)、南日本造船(株)、三保造船所(株)、 村上秀造船(株)、山中造船(株)、 (株)ヤマニシ、(株)渡辺造船所 (その他造船所) |
<特許取得>ベクツインシステムとは | Newベクツインシステムは、プロペラは前進回転一定のまま、前後進や左右施回はもとより後進しながらの操船も実現する、当社が開発した世界的にも先進的な操船システムです。
Newベクツインシステムの優れた操船性は、ジョイスティックの操縦によって発揮。プロペラが前進回転のままで、船を所定の位置に保持できるホバリング機能もあります。ホバリング状態からジョイスティックを左右に動かせば、前後進をともなわずに船の姿勢制御も可能です。 またジョイスティックには、通常航海中の安全性をより一層高めることを考慮し、新しく緊急停止スイッチを設置。このスイッチを押すだけで操舵モードがオートパイロット/手動操舵のどちらの状態でも、船は緊急停止ができます。 |
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