業種 |
機械
その他製造/プラント・エンジニアリング/輸送機器/金属製品 |
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本社 |
三重
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“熱交換器”の設計から製造、そして現地でのアフターサービスまで一貫して手掛けています。
当社を代表する製品、ディーゼルエンジンのインタークーラー(これが熱交換器)。エンジンに欠かせない、圧縮空気を冷却する装置です。クルマにも搭載されていますが、私たちが手がけるのは船舶用や陸上プラント(工場)用の大型製品。設計から製造・据付・アフターサービスまで一貫して自社で行い、小回りの利く体制が強みです。
ディーゼルエンジンの爆発力を高めるため圧縮空気を冷やす装置、インタークーラー。私たちは、船舶用の大型インタークーラーやプラント(工場)向け熱交換器を手がけています。設計から製造まで100%社内で行う一貫生産体制が強み。設計と現場が密にコミュニケーションを取り、高品質・短納期を実現しています。また、もともとは船の修理業務を手がけていたノウハウを活かし、船が故障した場合、国内外の港まで即座に駆けつける“フィールドサービス”も行っています。1日止まれば何百万円もの損害が出る船舶輸送の世界で、すぐに製品をつくり駆けつけ修理することができる当社は、世界的にも稀少な存在として顧客から高く支持されています。
小規模な会社だけに、任される仕事は幅広く、また、やった方がいいと思ったことはすぐに提案できる風土。社長もチャレンジを認めてくれます。品質保証の担当者は、品質基準であるISO9001の認証取得にあたり、普通なら専門コンサルタントに外注する難易度の高い業務を、社外の専門機関に相談しながら、自力で取得しました。「ISOの認証を取得したことで、大手企業と競合しても戦える条件を備えることができたんです!」と当時を振り返ります。また仕事だけでなく、遊びの面でも社員の声を大切にしています。社員旅行は海外が多く、これも社員のリクエストに応えて実施しています。仕事も遊びも、社員全体の一体感を大切にしています。
当社は、船舶修理業からスタートし、そして大型船舶用熱交換器の専業メーカーとして、その地位を確立してきましたが、2012年からプラント(工場)向けの熱交換器の開発・製造にも進出し、その事業規模を拡大、新工場の建設も進めています。原子力発電の是非について議論されている昨今、現在ターゲットにしてるいのが新エネルギーの分野。その一旦を担う製品開発にも着手。さらに、これはまだマル秘事項なので詳しくは紹介できませんが、大学と共同で、これまでの熱交換器の概念を覆すような研究も行っています。その研究成果はもちろん自社の製品開発にも活かしていきますが、関連する業界・団体にも公開し、社会にも貢献していきます。
事業内容 | 船舶用・陸上プラント(工場)用熱交換器の設計・製造
●設計から製造・据付・アフターサービスまで、すべて自社で一貫して手がけられることが、当社の特徴でもあり強みです。 新しい製品を5日間という短納期で製造することができるため、航海中の船舶がエンジンの異状でどこかの港に停泊せざるを得なくなった場合など、当社スタッフがいち早く駆けつけ修理対応することが可能なので、お客様から大いに頼られています。 ●2012年からは、陸上プラント(工場)などで必要とされる熱交換器の設計・製造にも力を入れ、事業規模の拡大と安定化を進め、新工場の建設にも着手しました。 ●最新の加工設備を積極的に導入しています。機械化できることはどんどん機械に任せ、人は手作業でしかできない加工に専念することで、高品質と高効率を実現しています。 |
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設立 | 1960(昭和35)年4月 |
資本金 | 2500万円 |
従業員数 | 44名 |
売上高 | 25億円(2023年3月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 伊藤克也 |
事業所 | 本社工場:三重県四日市市白須賀2丁目2-12
環境プラント工場:三重県四日市市白須賀2丁目1055-1 |
関連会社 | 株式会社東海機材(三重県四日市市)
株式会社JSP東海(三重県四日市市) |
当社の歴史 | もともと船舶メーカーで船の修理を手がけていた先代社長が、その技術を活かして独立し、立ち上げたのが当社のはじまり。当初は船舶の修理業務を主としていましたが、一方で、熱交換器の製造も手がけるようになり、徐々に熱交換器の生産量が増えていきました。
そして2000年、熱交換器の事業に特化。2002年に現社長が就任するのに伴い、若い人材の採用と育成、大型生産設備・ロボットの導入を積極的に行い、競争力を高めています。 そして、2012年からは、陸上プラント(工場)向けの熱交換器の設計・製造にも着手し、事業領域を拡大しています。 |
商品・サービスの特徴 | ●“熱交換器”とは、冷却または加熱を行う装置のこと。熱交換器以外にも、空気や水を加熱する“加熱器”も手がけています。
●主力製品である“インタークーラー”は、ターボチャージャーで圧縮した吸入ガスを冷却するための装置。圧縮した吸入ガスは高温になりますが、そのままでは再び膨張してしまい高い出力が得られないので、温度を下げることが必要となります。そのための装置がインタークーラー。ちなみに大型船舶用のインタークーラーは1辺が1~3メートルという大きさになります。 ●陸上プラント(工場)用として、現在は重電業界向けの熱交換器の設計・製造・販売に力を入れています。 |
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