これが私の仕事 |
車載用ヒューズ・リレーボックスの評価および基板設計 車載用部品メーカーにおいて、エンジンルームに実装されているリレーボックスと、車内に実装されているヒューズボックスの評価試験および基板設計を担当しています。
製品の用途としては、自動車に採用されている様々な機能が安全に使用されるため、駆動スイッチを動かしたり、過電流をカットするためのものであり、これらのボックスはECUをはじめ、エンジンスターターやワイパー、ライト、ミラー等、あらゆる機能の電流経路の中継点となる大切な装備品です。その安全性を高める設計にするため、評価試験をしたり、ボックスに搭載される基板を設計しています。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ものづくりの粋はすべての仕事にある 以前に電機メーカーで開発に携わっていたときの話です。
当時、私はある製品の評価試験業務をすべて任されていたのですが、安全性評価試験の標準化を進めることになりました。標準化とは仕事効率を落とさないよう安定した結果を得られるようにする、品質管理にも関わる業務です。現場では機械の調子、材料、人間の考えが関連して動いており、単にマニュアルを作るというわけにはいきません。そこには創造性が必要となるのです。その経験によって、開発という、成績を上げるための改善行為は、土台が安定してこそ初めて成果が上がるということを学びました。
この先にどんな技術が出現しようと、ものづくりの種は現場の作業員ひとりひとりによって蒔かれるのだと思います。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大きすぎないアウトソーシング この会社であれば主体性が培われると考えたからです。
通常、メーカーなどで定年まで働くという場合、社会人として最低限必要となる仕事の進め方というのは数年で身につきます。仕事にも慣れ、人を使う立場になったときに先輩から教えられたことを同じように教えればいいわけです。ところが今は大企業といえども安定せず、やりたい職種からの異動や転職ということも将来あるかもしれません。そのとき、あなたが常識と思っていたものが新たな場所では必ずしも規範とはなりえないのです。派遣先によって異なるルール、技術に関してはいうまでもありませんが、あらゆる能力について主体性が求められます。「この会社は業界では大きすぎず、それはつまり多くの裁量を技術者個人に任せてくれるのではないか」
そう感じたことがひとつの理由です。 |
|
これまでのキャリア |
・リチウムイオン電池の保護回路設計、バッテリーパックの評価業務(5年)
・DSPデジタル信号処理システム設計の付帯業務(1年)
・車載用リレーヒューズボックスの評価・基板設計業務(現職・9ヶ月目) |