業種 |
自動車
化学/輸送機器/住宅/家電・AV機器 |
---|---|
本社 |
広島
|
リクナビ限定情報 |
---|
■素材の表面にめっきを施し金属化(メタル化)することにより、新たな機能や価値を付加する“メタライジング”技術。私たち柿原工業はその専門企業として、自動車をはじめ様々な領域へと製品を供給しています。
■高い品質を支えるのは、めっき技術はもちろん、金型設計・製作、射出成形や生産設備そのものの開発など製造プロセス全てを手掛ける「一貫体制」。コア技術+様々な分野の複合技術が、柿原工業の強みです。
例えば自動車のドアハンドルやフロントグリル。美しい金属光沢が魅力のこれらのパーツも、現在は樹脂(プラスチック)素材に金属の薄膜を被膜する樹脂めっき技術を用いたパーツに置き換えられています。この革命的技術を我々は「めっき」ではなく「メタライジング」と呼んでいます。軽量化で燃費向上、デザイン性豊かでコストはダウン。この優れた利点から自動車には広く導入され、当社のパーツが国内の自動車メーカー、また海外メーカーにも使われています。高い品質を支えるのは、めっき技術だけでなく金型・成形・設備技術+様々な分野の複合技術によるものです。
リクナビ限定情報 |
---|
柿原工業の最大の強みは、パーツの製造において構想段階からプロジェクトに関わり、自ら量産体制を確立し納品するという「完全な一貫体制」を採っている点です。樹脂めっきを手掛ける企業は国内で十数社存在しています。しかし自ら金型設計・部品成形、また製造設備の開発や改造にまで取り組む企業はほとんど存在しません。トータルコストの低減。開発&製造スピードのアップ。また、顧客に向けた部品の形状や設計についてのプロとしての視点からの提案活動。「最上流からのモノづくり」は、様々な観点から当社のサービス品質を向上させており、また替えの効かないオンリーワン企業としての存在価値を定着させています。
リクナビ限定情報 |
---|
例えば、顧客のニーズを完璧に具現化するための金型設計やめっき技術開発。また、最も効率的に部品加工を行えるライン構成の設計や制御。あるいは、特殊なめっき条件を達成するための生産設備の工夫。柿原工業の技術とは、メタライジングを核に様々な化学・機械・電気に関わる技術の「複合エンジニアリング」として成り立っています。それだけに当社では非常に幅の広い技術を身につける事が可能な一方、生産の中核に立つ技術者の育成に長い時間が必要でもあるのです。旺盛な成長意欲を持ってこれまで当社が蓄積してきた技術的資産をしっかりと継承し、さらに発展させていく。そうした若いスタッフたちの存在に私たちも大きな期待を寄せています。
リクナビ限定情報 |
---|
事業内容 | ■樹脂製品の精密金型設計・製作から射出成形、表面処理(めっき=メタライジング)、塗装、組立という源流工程から完成品までを社内一貫生産しています。
■当社の事業テーマは「新素材にどこまで付加価値をつけることができるか」というもの。メタライジング製品は金属と比べ圧倒的に軽量である上、素材次第で絶縁性・電磁波シールド性・加工性など様々な機能を付加する事が可能です。この特性を最大限に活用し、当社の製品は自動車分野をはじめ住設機器・農機具・建設機械など様々な領域で幅広く使用されています。 |
---|---|
海外進出 | ■当社が主な取引先としている自動車業界では、海外生産へのシフトが急速に進行しています。また国内メーカーのみならず海外メーカーでも、当社のメタライジング製品への需要は高まりつつあります。当社ではこうした状況を受けて、2013年5月にタイ王国へ初の海外拠点「Siam Kakihara Co., Ltd.」を設立。2014年秋から本格稼働を開始し、グローバル展開に向けて第一歩を踏み出しました。現在、お客様より多くの引き合いを頂いております。 |
技術開発 | ■環境負荷の高い「6価クロム」を排除しためっきプロセスの開発。耐食性の高い「3価クロムめっき」の開発。究極のデザイン性めっき「プラチナサテン」、「プラチナサテン チタニウム」、「スーパーダーク」、「ダークチタニウム」の開発。…当社では業界のリーディングカンパニーとして、「エコノミー&エコロジー」をキーワードに常に新たな技術開発に取り組み、成果を挙げてきました。
そんな当社の技術が認められ、2022年度の第9回「ものづくり日本大賞」において当社の社員が中国経済産業局長賞を受賞しました。 今後も当社では素材・電気・機械と領域問わず、新たな価値創造に積極的に取り組み続けます。 |
経営方針 | ■当社の経営方針は、三つの柱からなっています。
1:一貫生産 2:関連性を持たせた多角化 3:バランス重点 以上3つを貫いてきた結果、広範囲な技術を蓄積し、取引先や取引業種が分散され、極めて健全な経営基盤が確立しました。もちろん技術力があってこそ、一貫生産も多角化も戦略として生きてくるわけです。 柿原工業は5年先、10年先を見つめ、常に新技術の研究に努めます。そして少なからず、わが国産業界の発展に貢献していきたいと考えています。 そのために我が社は創業の精神に基づき、自由闊達な雰囲気のなかで常に新分野にチャレンジしています。そして、一緒にわくわくするような仕事が出来る、積極的な仲間を求めています。 |
創業 | 昭和34年1月 |
設立 | 昭和37年4月 |
資本金 | 9000万円(自己資本比率82%) |
売上高 | 41億円(2023年4月実績) |
従業員数 | 240名(男:205名,女:35名)※2023年4月現在 |
平均年齢 | 43.7歳 |
平均勤続年数 | 14.5年 |
代表者 | 代表取締役 柿原 邦博 |
事業所 | 本社/広島県福山市【広島・備後エリア】
工場/本社工場・箕沖第2工場・箕沖第3工場・箕沖第4工場 海外子会社/Siam Kakihara Co., Ltd. (タイ王国) 関連会社/(有)柿原技研、(有)柿原銘板製作所、KAKIHARA MEIBAN (THAILAND) CO., LTD. |
沿革 | 1959年01月 柿原メッキ工業所創立
1962年04月 法人設立、有限会社柿原メッキ工業所発足 1978年04月 産業界の需要に応え、箕沖工業団地に新社屋・工場建設 1980年08月 UL認定工場の指定を受ける 1981年04月 中小企業合理化モデル工場の指定を受ける 1986年08月 無電解めっきによる電磁波シールド技術を開発 1990年12月 ハイテク機器を備えた箕沖第2工場竣工 1992年05月 PP樹脂へのめっき技術を開発 1993年10月 世界で初めてDCP樹脂へのめっき技術を開発 1994年04月 薄肉高剛性めっきを開発、量産化 1999年04月 ガスアシスト成形技術ライセンス契約 1999年04月 統合型ERPシステムが稼動し、製販一体型生産管理の体制が整う 2000年10月 業界で他社に先がけて環境対応型メタライジング技術(銅フリープロセス)を導入 2001年08月 樹脂ダイレクトめっきを量産化 2001年11月 ISO14001認証取得 2002年11月 箕沖第3工場用地取得、リサイクルセンターを開設 2004年01月 ISO9001認証取得 2005年05月 箕沖第4工場用地取得 2006年04月 「経営革新承認企業」に承認される 2006年05月 環境対応型3価クロメート処理を金属亜鉛めっき全ラインに導入 2007年04月 プラチナサテンめっきを開発 2008年02月 エネルギー管理優良工場として中国経済産業局長より表彰 2010年03月 樹脂めっき工程の完全6価クロムフリー化技術を開発 ※経済産業局平成21年度ものづくり開発等支援補助金に採択 2010年03月 従来の6価クロムめっきの色調に近く、極寒冷地の融雪剤にも耐える 白色3価クロムめっきを開発 ※経済産業局平成21年度ものづくり開発等支援補助金に採択 2011年04月 白色3価クロムめっきを量産化 2011年04月 プラチナサテンめっきを量産化 2012年01月 高耐食性亜鉛/ニッケル合金めっきを開発、量産化 2013年02月 排水スラッジ中の金属資源回収システムを導入予定 ※広島県廃棄物抑制支援補助金に採択 2013年05月 タイ王国に海外拠点Siam Kakihara Co., Ltd.設立 2014年01月 漆黒調3価クロムめっき「スーパーダーク」を開発 2014年09月 Siam Kakihara Co., Ltd.量産開始 2015年02月 青黒調3価クロムめっき「ダークチタニウム」を開発 新色調「プラチナサテン チタニウムめっき」を開発 2016年11月 2色成形部分めっき技術を開発、量産化 2018年02月 子会社Siam Kakihara Co.,Ltd. IATF16949を取得 2020年01月 新黒調3価クロムめっき「フォルテシモダーク」を開発 2022年10月 新白色3価クロムめっき「シルベスト クロム」を開発 |
リクナビ限定情報 |
---|
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。