これが私の仕事 |
各種数字の管理や海外のグループ会社への報告など 当社では「原種鶏」のひなを海外から輸入して育て、そこから次の世代(種鶏)のひよこを孵化させるところまでを行っています。私が所属している生産部門は、原種鶏と種鶏の生産管理および品質管理をしている部署です。
安定的に種鶏のひよこを生産・出荷するためには、その親にあたる原種鶏を健康に育てることが重要です。普段は、岐阜本社での生産状況などの数字管理をはじめ、ドイツにある親会社への各種報告やグループ会社との調整などを行っています。グループ会社とのやり取りでは、鶏の病気や卵のマーケットについてなど、世界の最新情報を知ることができます。月1回、岩手県にある当社の農場と孵化場にも足を運び、現場の養鶏状況を確認したり、現地スタッフとの情報共有なども行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
大学で学ぶ以上の”生きた知識”が得られる 健康な鶏の一生に関わることができるので、大学では学ばないような、“生きた知識”を多く得ることができます。例えば、安定して卵を産む鶏を育てるためには、飼料、温湿度、感染症、水質など、いろいろなことに気を配る必要があります。
また、卵の大きさも安定させる必要があります。鶏は生き物なので思い通りにコントロールするのは難しいですが、エサの量や内容を調整することで、数グラム単位である程度は調整することができます。農場や孵化場の仲間と協力して目標通りの生産成績を達成できたときは、大きな達成感があります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
元気な動物に携わることができること 大学で学んだ知識も活かしながら、産業動物に関わる仕事がしたいと思って就職活動をしていたところ、当社を見つけました。産業動物の中でも養鶏は「食」に関わる仕事であり、社会全体への貢献度も高いので、仕事の重要性やヤリガイも大きいと感じました。また、海外資本の会社であり、グループ企業の中には育種メーカーや飼料添加物メーカー、動物用ワクチンメーカーもあるなど、グループ全体のスケール感も魅力的でした。
獣医学科卒の就職先としては、動物病院の獣医が真っ先に思いつきますが、動物病院で関われるのは病気やケガをした動物が大半です。一方、当社では元気な動物にふれ、健康に育てるためには…を考えることができます。病気を治すことよりも、病気にさせないことが仕事の根幹である点も、当社に就職してよかったと思う点です。 |
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これまでのキャリア |
2012年新卒入社 → 農場と孵化場で研修(1年目) → 技術情報部門(2013年~) → 海外のグループ企業(ドイツ、アメリカ)で研修 → 生産部門(2019年~) |