当社は創業から1世紀の歴史を持つものづくり企業です。水道分野などの公共財の製造を主力とし、特にマンホールのふたにおいては、シェア6割を持つ業界トップクラスのメーカーとして活躍しています。最新の技術とあくなきチャレンジでかつての常識を打ち破り、画期的な機能とデザイン性を持つ製品を市場に提供するなど、常にフロントラインを走り続けています。
当社は下水道マンホールふたの分野で、業界トップのシェアを持つものづくり企業として活躍しています。長年、マンホールのふたは「重く」「壊れやすく」「振動しやすい」ことが常識であり、運搬にコストがかかることから、各地域で小規模なメーカーが生産しているような製品でした。当社ではこのような常識を打ち破ることにチャレンジし、軽量化を実現。さらに振動防止や耐久性も向上させ、優れたデザインも取り入れるなどで、飛躍的に製品として価値を高めていきました。材料から生産、配送まで自社で一貫してカバーする体制を構築。さらに培ってきた技術力を応用した他分野への進出など、現在も成長を続けている企業です。
当社は1919年に創業し、業界のトップを走り続けてきた老舗企業ですが、そのマインドは創業時と変わらず「新しいことへ積極的にチャレンジ」することに意欲を燃やしています。まるでベンチャー企業のように既存の常識にとらわれず、常に一歩先の未来を見続けて、成長と進化をめざしています。培ってきた技術力・信頼・幅広いネットワークに根ざした安定した事業基盤を活かして、新しい領域にもチャレンジしています。当社のマインドは常にフレッシュであり、若い方でも意欲と能力が伴えば責任ある仕事にもチャレンジできます。
年間休日は131日と多く、長期休暇も取得することができるので、プライベートの時間もしっかり確保することが可能です。風通しが良い職場であることも当社の特徴であり、大企業と異なり会社の「サイズ感」もちょうど良く、上司や社長との距離も近いため、一人ひとりの顔を見て働くことができます。開発から物流まですべて自社で行っているので多様なキャリアがあります。自分の志向から仕事を選択し、キャリアを作っていくことができます。信頼できる仲間と頼りになる先輩と一緒に、安心して働ける職場があります。
事業内容 | ○鋳鉄やポリマーコンクリート等の材料技術を活用した公共構造物や産業機械等の研究開発および製造・販売 |
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設立 | 1919年6月8日 |
資本金 | 9,000万円 |
従業員数 | 835名(2023年3月末現在) |
売上高 | 249億円(2023年3月期) |
代表者 | 代表取締役会長 浦上 紀之
代表取締役社長 浅井 武 |
事業所 | ■本社:
福岡市博多区堅粕5-8-18 ヒノデビルディング ■営業所: 東北第1営業所(盛岡)、東北第2営業所(仙台)、新潟営業所、埼玉営業所、群馬事務所、茨城営業所、長野営業所、東京営業所、千葉営業所、横浜営業所、静岡営業所、名古屋営業所、北陸営業所(金沢)、京都営業所、大阪営業所、神戸営業所、岡山営業所、鳥取事務所、広島営業所、山口事務所、四国営業所(松山)、高知事務所、九州営業所、北九州事務所、長崎営業所、熊本営業所、宮崎事務所、鹿児島営業所 ■工場: 栃木工場、埼玉工場、佐賀工場 ■物流センター: 栃木物流センター、埼玉物流センター、滋賀物流センター、岡山物流センター、佐賀物流センター ■研究所: ヒノデグローバルイノベーションセンター(佐賀)、HinoLab M(福岡) |
沿革 | 1919年 浦上宗次、福岡市橋口町(現在の福岡市天神)に日之出商会を創業。
1925年 福岡市吉塚に工場を開設。 水道用製品の製造販売を開始。 福岡市箱崎に本社を移転。 1949年 株式会社に組織を改め、社名を「日之出水道機器(株)」に変更。 1961年 日本初となるダクタイル鋳鉄製マンホールふた「DA型」を開発。 1962年 福岡市板付に板付工場を開設。ダクタイル鋳鉄製マンホールふたの製造を本格的に開始。 1964年 海外企業の特許製法に頼らない独自の技術で、ダクタイル鋳鉄の開発に成功。 1969年 日本初となるマンホールふたのガタツキ防止構造「V型勾配受け構造」を開発。当時、社会問題となっていた車輌通過時のマンホールふたのガタツキ騒音を解決。 1971年 プラスチックやレジンコンクリートなどの高分子合成分野における長期的な研究開発を目的とし、福岡県春日市に技術研究所を開設。 1977年 消火栓などの下桝として、強度アップと軽量化を実現したレジンコンクリート製下桝「ヒノホール」を開発。 1981年 浦上定司、マンホールふたの発明考案等を通じた社会貢献により黄綬褒章を受章。 設置環境に応じてマンホールふたに必要な安全性能(浮上飛散防止や転落防止など)が選択できる「New Vシリーズ」を開発。 1990年 業務プロセスの効率化を図るため、CIM(Computer Integrated Manufacturing)を導入。 マンホールふたの基礎調整部施工をシステム化した「ハイジャスター工法」を開発。 マンホールふたに求められる基本的な安全性能を統合化した「Giシリーズ」を開発。 1992年 大型三段枠自動造型ラインによる生産性向上が評価され、鋳造技術普及協会より技術賞を受賞。 1994年 西日本への安定した供給体制を確立するために板付工場を移転し、佐賀工場(佐賀県みやき町)を開設。 1995年 鋳鉄鋳物業界の発展に貢献した業績により、日本鋳造協会より小林英三賞を受賞。 1996年 研究開発機能の統合化・高度化のため、佐賀県みやき町にR&D総合センターを開設。 1997年 雨の日のマンホールふた上での二輪車のスリップ事故を防止する車道用マンホールふたの表層構造「車道用ASD(Anti-Slipping Design アンタイ スリッピング デザイン)」を(株)ブリヂストンと共同開発。 1998年 マンホールの小型化に最適化したレジンコンクリート製小型マシンホール「NRMC 30」を開発。 2006年 歩道のバリアフリーを実現した歩道用マンホールふたの表層構造「歩道用ASD」を開発。 ※翌年2007年に、車道用マンホールふたの表層構造ASDの性能を向上させた「車道用ASD Type2」を開発。 2008年 安全な歩道を実現する歩道用高機能デザイン「UD-117 Tread Pattern」を採用した歩道用マンホールふたを開発。 2009年 創業90周年。次世代型高品位グラウンドマンホールが建設技術審査証明(下水道機構)を取得。ICタグを活用し管路維持管理情報を効率的に管理する「ユビキタス・タッチ」を開発。 2010年 建設コンサルタント登録(建22-9616 下水道部門)。 2011年 横浜国立大学にて「高信頼性鋳物イノベーション寄附講座」開設。 変形やガタツキ、飛散を防止した「横断側溝用グレーチングGR-U」を開発。 2013年 豪雨時の落葉堆積による排水性能低下防止雨水桝用グレーチング「GR-L」、施工性、耐久性、安全性向上、ライフサイクルコスト低減したダクタイル鋳鉄製橋梁伸縮装置「ヒノダクタイルジョイントα」、地震発生時・傾斜地でのバルブ操作確実性を高めたバルブキー「ボールポイントロッド」を開発。 2014年 創業95周年。 スチールハウス工法用の耐力壁補強金物「箱型金物」が国土交通省の材料認定、及び(一財)日本建築センターによる構造評定を取得。 2019年 創業100周年。 |
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