株式会社ナオビッグ

介護職員の業務負担を軽減するため、ICTの導入などによる業務効率化に取り組んでいます。夜間に入居者様が安心して過ごし、スタッフも安心して業務にあたれるように、寝返りや呼吸、心拍などの体動をセンサーで検出して、睡眠状態を測定する見守りシステムを導入しました。また、ペーパーレス化を進めており、サービス実施記録はタブレットで簡単に入力が可能。音声入力にも対応しているため、入力操作に不慣れなスタッフでもスムーズに記録をつけられます。このほかには機械浴の設備を導入し、幅広い要介護度の入居者様が安全に入浴を楽しめる環境を整えるとともに、スタッフの入浴介助の負担を軽減しました。

風通しがよく、スタッフが笑顔で挨拶を交わす風土が根づいている当社。多くのスタッフがコミュニケーションを大切にしていることから、部門の垣根を越えてスムーズに連携しながら、日々の業務にあたっています。入居者様やご家族からも、「対応が丁寧」「親身になって考えてくれる」「スタッフが明るくて雰囲気がよく、自分が入居したくなる」といった嬉しい言葉をいただいています。また、挑戦できる社風でもあり、介護の仕事を少しずつ身につけていき、担当する業務の幅を広げていける環境です。当社は今後も、入居者様やご家族、そして従業員などの“人”を大切にする会社でありたいと考えています。

人と人のつながりを大切にする当社では、毎年9月を親孝行月間として、社員・パートを対象に1万円を支給しています。親に感謝して、親に喜んでもらうことを通じて、人を喜ばせることを習慣化したり、あるいは同僚に対して優しく接して助け合いの精神を育んだりして、すべてのことに感謝する気持ちを持って欲しいという想いによるものです。支給した1万円の使い方をレポートにまとめて提出することを求めているため、会社としてもいろいろな感謝の方法があることを知る手段として役立っています。また、2022年度はマスクやサプリメントなどの配布を実施。社会情勢に応じた、スタッフの働く環境の整備にも取り組んでいます。