みなさん、こんにちは!今日で一旦ラストです。
大和合成の代表取締役社長の奥野です。
まずは、少し難しい話になるので、流し読みして頂いて問題ないです(笑)
こんなモノがあるんだと思って貰えればと思います!
それではスタートです。
プラスチックには「熱可塑性」「熱硬化性」と呼ばれる2種類が大きく分けてあります。
※「ねつかそせい」「ねつこうかせい」と読みます。
「熱可塑性」は熱を加えると柔らかくなる性質があり、耐薬品性や耐溶剤性に非常に優れています。
例えば、シャンプーの容器や医療機器のようなモノに使われています。
「熱硬化性」は熱を加えると硬くなる性質があり、耐熱性などに非常に優れています。
例えば、自動車のエンジン周りの部品、工場用の大型ブレーカーなど、高熱が発生しやすい場面で使用されます。
とは言え、皆さんイメージが湧きにくいと思います。
なので、身近で分かりやすい例に例えます!
チョコレートは固体から溶して液体にしてもチョコ、再度冷やして固体にしてもチョコ。
でも、ビスケットは小麦粉に熱を加えてビスケットですが、砕いたり、溶かしても小麦粉にはならないですよね?
「熱可塑性」はチョコレート、「熱硬化性」はビスケットというイメージで大丈夫です!!
ちなみにシャンプーの容器や医療機器は「熱可塑性」ですので、適切な温度をかけると、溶けて元の素材に戻るんですよ!
どこか神秘的な要素があるプラスチック。
ますます気になりませんか?
今回はここまでです!
ありがとうございました。来週以降は採用担当にバトンタッチしたいと思います。
【次回予告】
採用担当者。Kさんのご紹介です。
また、次回もよろしくお願い致します。