富士精工株式会社

私たち富士精工は1947年に設立。以来、ベローズとワックスサーモペレットの製法技術とその応用製品の研究・開発に力を入れてきました。当社の温度と圧力と流体を制御する応用技術は、自動車や住宅設備機器、航空宇宙機器、家電・重電・原子力機器、計測・事務機器などで活躍。こうした幅広い分野で日本を代表するメーカーと直接取引を行っていることが当社の特徴であり、その技術は日本だけではなく世界にも。そして、これからは地球温暖化防止に向けたエネルギーの効率化、クリーンエンジンの実現、安全衛生を踏まえた快適な生活空間の実現など、様々な分野に挑戦していきます。常に新しい発想で、モノづくりに取り組んでいる会社なのです。

自動車では「ハイブリッド車」に、航空宇宙では「小惑星探査機」「国産基幹ロケット」に当社の技術が活かされています。自動車ではエンジンの温度を制御するサーモスタットなどで。航空宇宙ではロケットの配管やバルブなどに使われるベローズという部品の開発などで当社の技術が評価されています。また、ロケットの燃料バルブ開発に携わっていることもあり、国産ロケット打ち上げがテーマのTVドラマでは技術指導も行いました。現在、開発を進めているのは次期国産基幹ロケットの部品で、燃料である液体水素や液体酸素の配管やバルブなどに使用するベローズ組立部品に取り組んでいます。私たちの技術は地上から宇宙にまで広がっているのです。

富士精工には自動車、航空宇宙、住宅設備と幅広い部門があります。これら各部門の開発では、企画段階から携われるのが私たちの仕事の面白さ。大手メーカーを筆頭とした各取引先と打ち合わせを重ねながら、各製品の開発を進めていくのです。設計・開発、試作、テスト、試験結果の解析。これらを繰り返して、量産に入る段階まで関わります。若手のうちから責任ある仕事に取り組めるのがこの仕事の醍醐味でしょう。ミスを恐れる必要はありません。先輩社員がしっかりとフォローしてくれるので、新人でも安心して取り組めます。自動車やロケット開発などで大手メーカーのパートナーとして活躍できる。大きなやりがいがあると仕事だと思います。