これが私の仕事 |
アーティストのコンサートツアーに道具チーフとして帯同しました。 私が主に担当しているのは
コンサート会場の大道具。
後輩メンバーの育成に携わりつつ、
設計段階から舞台づくりを手掛ける
チーフ業務を任されています。
入社2年目から帯同している
某大御所アーティストのコンサートツアー
を中心として、舞台美術の施工から
本番中の演出補助、閉演後の撤去まで
トータルに対応しています。
現在のチームで仕事を担当して約20年。
毎年約3ヶ月、国内各地のホールやドーム、
アリーナで舞台装飾を手掛けてきました。
会場に合わせて
セットを組み上げていく工程は
何年やっても緊張感が伴います。
協力してツアーを成功させる使命感を
常に意識し、アーティストはもちろん
照明や音響など多くのプロと一緒に
コンサートという作品をつくりあげることに、
責任感を持って取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
チーフとして初めて任された舞台が無事成功した時の安堵感。 ツアーチームに参加して
2年ほど経った頃のこと。
ある程度経験を積んだとはいえ、
ひとつとして同じ条件の現場はなく、
常に緊張感を感じていました。
そんなあるとき、
舞台を飾るセットについて
チーフとして最初の企画から
参加させていただくことに!
図面製作や工場との打ち合わせを進め、
完成したものをアーティスト本人から
ほめてもらえた時は感無量でした。
設備や広さ、環境、天気など、
様々な要因で舞台づくりの条件は
大きく異なりますが、もちろん
一人で全てを決めるわけではなく、
試行錯誤を重ね、失敗も多々。
それでも、上司から「お前に任せる」
と信頼してもらえたので、
最後までやり抜くことができました。
この経験が仕事への自信となり、
今の自分につながっています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
会社も立場も違う多くの人がワンチームで開演を目指す面白さ。 今の仕事を初めて知ったのは
高校生の頃でした。
単発で入れるアルバイトを
探していた際に出会ったのが、
東海クリエイトで野外コンサートを
設営する仕事だったのです。
夏の暑い時期に
たくさんの人が声を掛け合い
チームとなって助け合いながら
作業を進め、ひとつのイベントを
つくりあげていく事実に感動。
中学まで野球をやっていて、
チームプレイが身に染みていたので、
それを連想したのかもしれません。
先輩社員たちのそんな姿に憧れ、
「このチームに参加してみたい」と強く思い、
高校卒業後、そのまま就職を決めました。
会社も仕事も異なるさまざまなスタッフが
同じ目標に向かってチームになる仕事は
あまり多くないのでは、と思います。
その面白さを、今も当時と変わらず
毎日体感しています。 |
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これまでのキャリア |
2002年 新卒入社/設営スタッフ
2004年 アーティストのコンサートツアーチームに参加
2006年 大道具チーフに昇進
現職12年目 |