またまた、大晃機械工業株式会社のブログを覗いてくれてありがとの~~!
今回は「設計」「開発」の仕事の紹介じゃ。
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設計の仕事は、営業が受注したお客様の要望をしっかり
理解することから始まる。営業とのコミュニケーションはもちろん、
時にはお客様と直接やりとりして、どんな能力・仕様のポンプが
必要かをまず判断する。電圧や流体の種類・流量・粘度などの条件を
子細に把握して、今度はそれを満たすポンプを検討するんじゃ。
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大晃機械には油・水・空気・真空の4つの分野に
それぞれ製品ラインナップがあって、さらにそれらには少しずつ異なる
仕様の製品があり、それらを合わせた全体の製品数は約7,000種にも上るんじゃよ。
しかし、それでも多くの場合、お客様の現場に合わせた追加設計が必要になる。
いわゆるカスタマイズじゃな。ここを担当するのが設計を担当する技術者じゃ。
性能的に一番近い過去の図面データをベースに、図面を引き直して
必要十分な能力を持つポンプを設計するんじゃよ。
図面が完成したら試作してテストを行う。そして、能力を確認できたら
実際に製品として製造し、お客様の現場で試運転を行う。
大晃機械の設計者はこれら一連のプロセスを担当するんじゃよ。
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さて大晃機械にはこの設計と、もうひとつ研究開発という仕事がある。
こちらは新製品の開発がその仕事で、いわば大晃機械の将来を担う
新しい技術、新しいアイデアを込めた製品づくりを行っておるんじゃ。
大晃機械では現在、各産業界の高いニーズを背景にした、
環境分野に貢献できるポンプ開発に力を入れておる。たとえば、
次世代のクリーンエネルギーとして期待される太陽電池の製造過程用の
ポンプなどがその一例じゃ。
この研究開発に就く技術者は、ある程度の経験やスキルの高さが必要で
設計者として実績を積んだスタッフが就いておる。
多くの技術者のひとつの目標ともいえるポジションなのじゃ。
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いずれにせよ我々がつくるポンプは大量生産が効かない製品であり
だからこそ技術者の知恵の絞り方が求められる仕事といえる。
技術者は来る日も来る日も試行錯誤しながら仕事をしているが、
それが面白いと口を揃えておる。一度仕事現場を見てもらえば
そのあたりの感覚はわかってもらえるかもしれんの。
機会があれば、ぜひ案内させてくれ。百聞は一見に如かずじゃ。