みんな、元気かの? ポン爺じゃ♪
花粉が今日もよく飛んどるのう・・・
わしの自慢の鼻もなにやらムズムズ・・・
ま、そんなことはさておき、さあ、今日も張り切って、ブログの更新じゃ!
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今回のテーマは「ポンプの仕組み」じゃ。
さて、一口にポンプといっても、仕組みはいろいろあるでの。
その中からTAIKOブランドを代表選手「欠円歯車ポンプ」を紹介する。
上のイラストの1じゃ ━★
イラストを見てくれ。このポンプの仕組みは、
ちょっと変わった形状の2つの歯車が合わさって回転することで、
歯車とケーシングの間の液体が吸込側から吐出側へ送られる仕組みじゃ。
上のイラストの2じゃ ━★
で、ここからがTAIKOのポンプの特長になるんじゃが、
実は2つの歯車の噛み合わせが常に一点で接触するようにできている。
このポンプが登場する前は「インボリュート歯車」が主流だったが
歯車の噛み合わせ部分に閉じ込み現象が起きて、
振動や騒音が大きく、また歯車の消耗も早いという欠点があったんじゃ。
上のイラストの3じゃ ━★
TAIKOの「欠円歯車ポンプ」はこれらの問題を一気に解決した
画期的なポンプで、歯車の摩耗や、振動や騒音もうんと小さくなったんじゃ。
もちろん、そうした問題が解決されたことで、
ポンプそのものの性能も飛躍的に上がったことはいうまでもない。
このポンプは大晃機械の創業期に開発され、
造船業界をはじめとする国内外のさまざまな産業に導入された。
まさにTAIKOブランド確立を担った立役者じゃ。
そして、その後も改良が加えられ続け、
今もTAIKOを代表する製品のひとつとして
しっかりポジションを維持している、とても息の長い製品なんじゃ。
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大晃機械が開発・製造するポンプは、現在、この欠円歯車ポンプ以外にも
用途に合わせてそれぞれ特長のある、
多種多様なポンプをラインナップしておる。
ひとつひとつ説明したいところじゃが、それはブログじゃ無理じゃな。(笑)
ともかく、ポンプというのはみんなが想像する以上に奥が深いものなんじゃ。
それを憶えておいてくれたら、わしはうれしいの!
じゃ、また会おうで!