天龍木材株式会社

天龍木材は1907年（明治40年）の創業以来、木材一筋に歩んできました。その一貫した理念が「緑を創り、育て、活かして守る」。当社には約300ヘクタールの社有林があります。それは天龍木材の創業に貢献した金原明善翁が、木材の販売を単なる商売と考えず、社会貢献や産業創出と捉えて活動。特に天竜川の氾濫を防ぐための治山事業、環境保全に取り組み、地域に貢献してきたのがその原型です。代々手入れをしてきた社有林は当社の貴重な財産であり、常に良好な状況を保っている森林は環境保全への貢献だけでなく、その木材は高付加価値を生み出してくれます。私たちはこうしたかけがえのない森林を次世代に引き継ぐ役割も担っているのです。

木材の輸入販売、建材製品の製造販売、プレカット加工販売、自社社有林の育林等、木材に関する幅広い業務を行っています。木材の輸入販売においては、外国産材輸入のパイオニアとして北米を中心に世界各地の国々と信頼関係を構築し、国内の木材需要に応えています。建材製品、プレカット加工については自社工場にて、高品質製品の生産を行っています。また、カナダに設置された子会社である天龍カナダでは現地駐在員が良質な北米材を日本だけでなくアジアを中心に世界各国に販売しています。もう一つの子会社である天龍プレパークでは床材の販売から施工までを一貫して行っており、主に官公庁の施工を得意としています。

天龍木材には木材に関わる幅広い商材があります。木材事業部では高品質な丸太、木材製品。建材事業部ではフローリング、国産スギ材を加工して高付加価値を持った新素材「プレスウッド」。プレカット部ではCADデータから機械加工した住宅用構造材など。様々な木材および木材製品を取り扱っているため、木材のプロフェッショナルとして成長できる環境があります。また、長い歴史があることから、天龍木材の知名度は非常に高いと思います。初めて訪問するお客様にも「ああ、天龍さん」と社名が知られていることが多く、話を聞いてもらいやすいメリットがあります。天龍木材が積み重ねてきた長い歴史は、お客様への安心材料にもつながっています。