イヨスイ株式会社

日本でも有数の養殖水産業の産地である「愛媛県宇和島市」。養殖生産量は鯛が全国1位、ぶりが全国2位、海面養殖業では全国1位を誇ります。そんな養殖事業の盛んな宇和島市を起点に、旬を追いながら産地を選び仕入れた約70品目の水産物を、東アジアには活魚、北米・東南アジア・EUに対しては冷凍、中国・台湾などのレストランには鮮魚で輸出。コンテナ・活漁運搬船・活魚運搬車・活魚中継基地・加工場などを活用し、多様な流通体制を構築しています。また、活きた魚を販売するだけでなく、1次加工や2次加工などの手法も開発し、国内外の魚食文化を発展させることも大きな役割だと考え、商品開発や国外においては日本酒の輸出等も行っています。

国内外の販路開拓で「グローバル」に展開し、2022年に成田事業所を開設。一方で、地元・宇和島市を含む漁業従事者との「ローカル」な関係も大事にしています。イヨスイでは「地元漁業者に稚魚と飼料を販売し、後に育った活魚を買い取る」ことで多くの仕入れを行っています。ただ、漁業従事者は高齢化や担い手不足などもあり、10年前の約半数に。地場産業を守るためには、生産者の利益率を上げる必要があるため、イヨスイでは生産者から活魚を言い値で買い取ることはもちろん、従来よりも少量の飼料で育ち、病気にもなりにくい新品種タマクエを開発。育成方法のアドバイスなどを通して、より地域の漁業従事者と協力した生産体制を作っています。

イヨスイでは従業員同士での意見交換が活発！やりたい意思があれば、会社は応援します。新しいことにどんどん挑戦できる環境です。実際に国内でのルート営業で経験を積んでいく中で、海外の仕事に興味を持ち、現在は海外営業中心に従事している先輩や、食品加工からドライバー、営業事務から営業など、本人の意思を汲みながらジョブチェンジをして事業を進めている社員もいます。また、チャレンジできる環境を支えるのは、社員全員が役職や職務に関わらず、「イヨスイ」の社員であることに誇りを持っているから。自身の「こうなりたい」を叶えることが出来る環境です。地元出身でなくても、会社や地域になじめるようにサポートする環境です！