株式会社フクダ産業

1935（昭和10）年の創業以来、医療機器のメーカーとして「医療」を見つめ続けてきました。日本の医療機器の「草創期」から、欧米の製品に追いつけ、追い越せとばかりに技術の確立に試行錯誤を重ね、心電計、無水式肺機能計、機能的残気量計の開発を成功させるなど、実績を積み重ねてきました。現在は主に肺機能や呼吸器にまつわる医療機器に強みを持ち、自社開発製品はもちろんのこと、海外の優良なメーカー製品の選定から輸入販売に至るまで、多様な製品をラインナップしています。医療機関の方々からは私たちのことを「肺機能・呼吸器の医療機器のプロ」と認識していただいており、この強みをこれからも研さんしていきたいと思っています。

肺機能や呼吸器の疾患に注目の集まる昨今ですが、私たちの仕事は、大きく言えば「肺機能・呼吸器の疾患に悩む患者さまのお役に立つ医療機器を世の中に広める」こと。そこには製品の設計や開発に携わる【エンジニア】もいれば、その加工や組立を担う【製造】の人もいます。でき上がった製品を医療機関の方々にお勧めし、採用していただく【営業】もいれば、「どんなところに当社製品のニーズがあるか」と【市場調査・マーケティング】する人もいる。また海外メーカーの製品で当社のお客様にお勧めできるものを探したり、当社製品を海外の市場に投入する【海外営業】に携わる人もいます。多様な職種の人たちに支えられ、当社は事業展開しています。

このところ注目度が高い「SDGs（＝Sustainable Development GOALS）」ですが、私たちもさまざまな側面から「SDGs」に対応しています。その一つとして、「女性が働きやすい会社をつくるために」（詳しくはhttps://www.fukuda-sangyo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/09/SDGｓ-3.html参照）、時短勤務や在宅勤務を積極的に取り入れています。またかねてから、代表の福田が掲げる「自分の家族に自慢できるような会社」の実現に向け、研修制度や待遇面の整備に注力。写真の「ノー残業デー」や成果を挙げた人だけでなくそれを支えた人も評価する仕組みの導入など、若手からベテランまでやりがいを持って活躍できる環境づくりを推進しています。