こんにちは、大日本科研の採用担当です。
今回は露光についてのお話です。
露光とは、感光材を塗った素材に光を使って
回路パターンを焼き付ける方法です。
後工程の焼き付けたパターンを定着させる工程も含めてフォトリソグラフィとも呼ばれます。
半導体やタッチパネル、LEDなど各製品ごとにパターンが焼き付けられています。
この露光でパターンを素材に焼き付けるときに必要なのが
フォトマスクと呼ばれるものです。
フォトマスクとは写真のフィルムのようなもので、
フォトマスクに描かれているパターンを素材に焼き付けます。
露光装置の主な役割は光の照射ですが、紫外線などを使用します。
例えばタッチパネルであれば、液晶画面の上にプラスとマイナスの電極が
焼き付けられています。
ここに触れることで静電気を感知し、
指がどこを触っているのかわかるようになって
スマホやタブレットとしての機能を発揮します。
電子機器の小型化には小さな半導体が不可欠ですが、
いかに小さな素材に露光できるかが小型化のポイントです。
露光という技術は、あまり皆知らないけれど、
非常に重要な技術なんです。