学校法人信学会

１９５３年。平等に教育を受ける権利が謳われている時代にも関わらず、地域によって学習の格差が生じてしまっていました。「山間部の子どもたちにも、適切な学習の機会を与えたい」という想いから、信学会は誕生し、学力格差・環境格差を縮めるために邁進してきました。時は流れ、多様な価値観が生まれた２１世紀。「みんなが同じ景色を見れているのか」という課題と共に、「それぞれが見たい景色を見ることができるのか」という問いも生まれました。一人ひとりの「学びたい」という気持ちのために、私たちは何ができるのか。誰もが、学びから成長と喜びを見いだせる夢中になれる瞬間を創り出すために、私たちはこれからも問い続けます。

勉強でも、スポーツでも、芸術でも、何かに夢中になった時間は、その人を大きくします。この７０年で、信学会を巣立っていったたくさんの子どもたちが教えてくれました。まだ見つかっていなくても大丈夫。前向きに、少しずつでも挑戦を積み重ねていけば、きっと見つかります。ただ、夢中になれることは、人それぞれ。見つかるタイミングも、ひとそれぞれ。そして、価値観も成長のしかたもどんどん多様化しています。だから、私たちは、もう少し大きくなります。「夢中のタネ」をもっとたくさん、もっと色んな場所に用意するために。

信学会グループは全国有数の総合教育機関として、幼児教育では幼稚園教諭に加え英会話、体育、音楽（ピアノ）の指導スタッフが常勤し専門教育を充実させ、またサミットアカデミー・佐久長聖中学・高校、才教学園小・中学校、広域通信制コードアカデミー高校を運営しています。学習指導では、駿台予備学校との提携による予備学校、高校受験・中学受験のためのゼミナール・個別指導教室を開設するとともに学力テストを実施。一人ひとりの夢中を創造するため、ニーズに合わせた多種多様のネットワークをつくります。多くの方々に信頼されている信学会としての「プライド」を持ちつつ、教育現場でのICT利活用の推進など、新しい挑戦を続けています。