プレエントリーとは、「御社に興味があります」という意思表示です。エントリーシートの提出締切や説明会・面接開催情報を企業から受け取ることができます。
業種 |
設備・設備工事関連
機械/電力・電気/機械設計 |
---|---|
本社 |
広島
|
【創業48年】広島県280万人の命を守るインフラメーカーです ~中国電力様・国土交通省との取引あり~
「住民の皆様の尊い生命と財産を守る」を企業理念とし、
「機械系メーカー」として専門的な技術力を活かし、あらゆる水門(河川、港)、防潮ゲート(高潮対策・津波対策)等やそれに付随する機械設備の設計、製作、据付、保守点検、整備に至るまで全ての工程を得意としています。
水門メーカーは全国約110社。その一角を担うのが当社です。昭和50年の創業以来、変わらない想いがあります。「広島県280万人の命を守る最後の砦が水門である」この想いは技術を生業としている私達の根底にある思い、使命です。私達が関わる河川、ダム、道路施設のゲート、ポンプやその他機械設備は殆ど社会インフラで、人々の暮らしの傍に当たり前の様にあります。しかし近年、様々なエリアで異常気象や大きな自然災害で甚大な被害が発生することが増えました。でも、「私達の守る広島ではそんなことは起こさせない。何故なら、私達の技術はその為にあるのだから。」私達は今日も保守・点検・整備・設計・製作全てに使命を果たしています。
数多くの治水・利水・環境整備事業の現場の経験を活かし、独自の製品開発にも力を入れています。一口に現場といっても河川や港の形状や防災状況は様々。設計者は自ら現場に出向き、状況に応じた製品を一から考えます。今まで規格商品になかった着眼点を活かし、手を加えるだけで、非常に使いやすくなり発注元から大好評を博すことも。例えば、オリジナルで開発した河川用ヒュームラップ(自動排水装置)は、数十億円の大ヒット製品となりました。特許も持っています。現場を知る事でアイデアが生まれ、災害時の安心安全に貢献できる製品を設計できる。自分が設計した製品が、社会に役立っている姿を目の当たりにする。その醍醐味は格別です。
治水・利水・環境事業は歴史が古く、大正時代に設置された水門等は、当時の技術が結集された芸術品の域。さらに、私達の技術も数十年先まで残り、人々の暮らしをすぐ傍で守ります。また2017年、東日本大震災の復興の手助けをしたいと、多くのアルミゲートの施工実績を有している当社技術を活かし、東北宮古の水門陸閘自動閉鎖システムの施工に踏み切りました。通信衛星を介し、警報発令から4~6分以内にゲートが閉まる仕組みです。当社最大級のゲートでしたが「人が水門を閉め、被災しなくてよい」自動化は津波の犠牲者を無くす未来型ゲート技術として注目され、結果、技術力向上にも繋がりました。全国でこの流れは急速に拡大しています。
事業内容 | 河川や海など水辺で生活している人々の尊い命と財産、そして自然を守るために、なくてはならない「水門設備のメーカー」です。
・水門、ポンプその他機械設備の保守点検、整備 ・水門、アルミ扉、除塵機、機械設備の設計、製作据付、修理 ・海洋性レジャー施設、港湾水産施設、電力ダム関連施設 アルミ(軽くて防食性が高い)のゲートを得意としています。 アルミの加工は難しく、高い精度が要求されるため、その加工を得意とする当社の大きな強みとなっています。 また、さらに製造能力を上げるため工場を拡大し、設備を整えています。 この工場で、常に新しい技術・製品の開発に取り組んでいます。 |
---|---|
設立 | 昭和50年12月1日 |
資本金 | 2,500万円 |
従業員数 | 65名 |
売上高 | 17億6,900万円(2022年4月実績)
20億1,700万円(2021年4月実績) 16億6,700万円(2020年4月実績) 14億3,300万円(2019年4月実績) 15億4,500万円(2018年4月実績) 12億4,200万円(2017年4月実績) 12億3,300万円(2016年4月実績) 13億4,400万円(2015年4月実績) 11億8,700万円(2014年4月実績) 9億9,500万円(2013年4月実績) 11億2,000万円(2012年4月実績) 9億6,200万円(2011年4月実績) 11億0,400万円(2010年4月実績) 9億2,900万円(2009年4月実績) |
取引先 | 当社の取引先は、官公庁や電力会社など、非常に経営基盤が安定した取引先となっていす。
【主な取引先】 国土交通省 県、市町村などの自治体 中国電力 |
代表者 | 代表取締役 後藤 浩美 |
事業所 | ●本 社 : 広島市安佐南区緑井1丁目12番31号
●八千代本社 : 広島県安芸高田市八千代町上根414番地1 ●岡山営業所 : 岡山市中区浜1丁目19番41号 旭ビル3階 ●関西営業所:兵庫県姫路市本町68番地大手前通り 糸吉ビル3F ●仙台営業所 : 宮城県仙台市若林区卸町2丁目2-1パックス第1ビル2階 ●工 場 : 広島県安芸高田市八千代町上根366番地 |
有資格者一覧 | 技術力が強みの当社は、
社員の技術力を高めるために資格取得を推進しています。 機械系の専門性を武器に、土木・電気の知識・資格を併せ持つハイブリッドな技術者を育成しています。 【資格一覧】 技術士 1名 1級土木施工管理技士 30名 2級土木施工管理技士 10名 1級管工事施工管理技士 8名 2級管工事施工管理技士 2名 第3種電気主任技術者 1名 第2種電気工事士 6名 危険物取扱乙種第4類 12名 消防設備士 5名 1級ポンプ施設管理技術者 15名 2級ポンプ施設管理技術者 9名 第3種下水道技術検定 2名 建設業経理士1級 1名 建設業経理士2級 7名 ※すべて令和3年4月末時点 |
沿革 | 1975年 12月 創業
1984年 1月 岡山営業所を設置 1985年 1月 広島県高田郡八千代町(現 安芸高田市)に工場を設置 1993年 8月 本社を広島市安佐南区緑井に移転 2001年 10月 ISO9001を本社 各営業所 工場で取得 2012年 5月 仙台営業所を設置 2015年 11月 安芸高田市八千代町上根の工場の隣接地を取得し第三工場および新事務所棟を新設・稼働 2019年8月 姫路市へ関西営業所を設置 2020年11月 安芸高田市八千代町上根へ工場増築 2022年 5月 安芸高田市八千代町上根へ新事務所棟新築 |
新入社員が「入って良かった」と思える会社 | 例年、4月に新入社員が入ってきます。
入社後は半年間の全部署への研修、その後配属面談をし、 現場に配属後はOJTとの兼ね合わせで日々成長してくれます。 会社や社会人として環境に慣れるのに精いっぱいの中・・・取引先からこんな言葉をいただきました。 「業績や将来性も安定しているし良い会社だね、社内の雰囲気も良いね!」 取引先から好かれる人材が多いのが弊社の自慢です! 社内にも、若手を育てる面倒見の良いベテラン社員もいますので 入社後わからないことがあれば聞いてみて下さい! 成長を楽しみにしている「ベテラン」と、それにしっかり頼り、めきめき成長する「新入社員」。 さぁ、来年の今頃、どこまで成長しているのか、とても楽しみです。 by人事担当(総務部) |
【災害復旧活動】 | 官公庁(主に国土交通省、広島県など)の要請に応じ、災害発生地域へ急行し、支援活動を行っています。
東日本大震災の際には排水活動を支援するため、のべ50日活動を行いました。 東日本大震災の直後、当社は行方不明者の捜索のため、排水業務などに携わりました。 排水業務では「水が害となってしまった」辛い現場に立ち会うこともありました。それでも業務に向かい、復旧に向けて日々尽力し続けました。 継続して復興に役立ちたいと、2012年には仙台営業所を開設しました。 近年、異常気象や自然災害が多発しています。 地元広島も、2014年の広島土砂災害や、2018年の西日本豪雨災害など、甚大な被害を受けました。 これらの災害が発生した際に、私たちは緊急時に備え、ポンプ車や照明車を稼動させ、24時間体制での現場待機・監視を行なうなど、災害復旧にあたりました。 その他にもボランティアや寄付などを通して、地域住民の方々の力添えになれるよう活動してきました。 私達はこの経験を忘れません。 だから、「水で害を起こさせない」と心に誓い、毎日「水」に関わる設備と向き合っています。 それは、私達の「絶対的な使命感」となっています。 2011年の東日本大震災の津波被害などを受けて大型水門の需要が高まっており、2015年に新設した新工場では生産能力の向上や納期短縮が出来るようになりました。 新工場は敷地面積を第一、第二工場の倍の6400平方メートルに、工場面積はこれまでの864平方メートル増の2175平方メートルとしました。 広いスペースで大型品の搬出入や作業動線を円滑にして効率化する10トン、4.8トンの天井クレーンなどを導入。 広島地区で唯一の『大型水門』を製造できるようになりました。 今後さらに予想されるゲートの大型化や修繕による長寿命化に合わせた生産体制を敷き、需要に応えていきます。 最近特に、災害対策として、大口受注のほか、水門の修繕やメンテなどが伸び、売上増を続けています。 今後、50周年、60周年、その先へ向けてさらに技術を磨き続けます。 |
業界の課題と得意分野 | 高度成長期にインフラ整備が急激に進みましたが、現在ではその時に設置された設備の老朽化が深刻な問題となっています。
昨今のニュースでも、橋やトンネルの崩壊などが取り沙汰されていますね。 国土交通省の発表によると、更新や維持管理の工事が2倍に増えていくという見通しが立っています。 水門業界においても同じことが考えられます。 こうしたインフラ業界の課題は、【効果的・効率的な維持管理・修繕を行なうことが難しい】ということ。 設置された時々の技術の進歩や製作メーカーの違いなど、機械設備の種類は多岐に渡っています。 自社設備の維持管理・修繕であれば作業しやすいのですが、他社のものだと中々難しい・・・ 業界から撤退してしまった会社が製作した設備も多くある中で、この問題は大変深刻です。 このような課題が問題となっている中、私たちが得意とするのは、修繕維持・メンテナンス。 なぜかというと、大和エンジニヤリングは点検から始まった会社だからです。 点検に関する実績が豊富なため、修繕を得意としており、設備も熟知しています。 また、設計部門を携えているので、他社の設備でも対応が可能なのです。 そのため、インフラ業界の課題に、私たちは第一線で立ち向かうことができます。 高度成長期に、祖父母世代の方々が整備したインフラ設備を、今度は私たち世代が維持させ、それを子や孫の世代へ受け継いでいく・・・ 業界の課題がまさに得意分野である、という武器を携え、私たちは責任感と誇りを持って仕事をしています。 |
もう、津波の犠牲者は出さない。私達の挑戦です。~宮古市にて~ | ~私達の仕事が報道で取り上げられました~
水門は人の命を救う、次世代へ向けて大きな挑戦の一部始終です。 東日本大震災で水門を閉めるため海へ向かった消防団員48人が津波の犠牲になった県沿岸で2017年7月31日、全国瞬時警報システム(Jアラート)と連動した水門陸閘自動閉鎖システムの運用が始まりました。 震災被災地では初の試みとなります。全国的にも、人の手に頼らない水門閉鎖の自動化が進んでいます。 宮古市の高浜防潮堤にある高浜1号陸閘では、厚さ約1mのアルミ製の扉が低い音をたてて閉まり始めました。 「ずいぶん静かに閉まるな」。地元消防分団長がつぶやきました。 管内では水門閉鎖による犠牲者はいませんでしたが、別の分団の知り合いが何人も亡くなったといいます。 1基を手動で閉めるために、通常は2人で向かいます。 「沖にいて逃げ遅れた人を誰が見つけるかといった課題もあるが、自動化で団員の手間も危険も省け、住民の避難誘導や救助に当たれる」。 自動閉鎖の仕組みは、津波注意報、津波警報、大津波警報のいずれかが発令されてJアラートを県が受信すると、通信衛星を介して水門などに設置されたアンテナに信号が送られ、自動で閉まるというものです。 警報発令から4~6分以内にゲートが閉まる仕組みとなっています。 この日運用が始まったのは宮古市と大船渡市で8基。工事が完了したものから順次運用を始め、2019年度までに事業費約68億円をかけ全約220基を整備する予定です。 宮城県福島県でも自動化が進んでいます。他の水門は水圧で門が閉まる無動力化(オートフラップ)を採用し、全水門で人の手が不要になる。宮城県では今年度から順次、自動閉鎖システムを導入予定です。 水門の自動・遠隔化は国土交通省などが1997年から推進。 北海道浜中町の新川海岸や静岡県牧之原市の相良海岸で整備されました。 国の調査によると、被災3県を除く全国2万7604の水門・陸閘のうち、自動・遠隔化されているのは2012年3月時点で635(約6%)。 南海トラフ巨大地震で大きな被害が予想される静岡県の沼津港では、津波対策で04年に完成していた大型水門が6年前の震災時に自重降下して5分で閉鎖が完了しました。 震災では岩手、宮城、福島の3件で計197人の消防団員が活動中に犠牲になりました。うち59人が、水門を閉めに行って津波にのまれてしまいました。地元消防団の団長からは「たくさんの団員が犠牲になった中で、こういうシステムはありがたい」お話し頂きました。 |
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。