これが私の仕事 |
自分しか知らない、緻密なこだわりを作品に 正解がなく、それゆえにとことん自分の考えでつくり込んでいけるのが魅力の仕事です。たとえば、僕が開発に携わったとある作品では、パリを舞台にしたステージで「フランスのパトカー」の音を鳴らす必要がありました。しかし複数のパトカーを表現するためにサイレン音を重ねると、とても違和感があるサウンドに。そこで僕が考えたのは、「日本のパトカー」や「韓国のパトカー」の音も織り交ぜること。こういった自分しか知らないような緻密なこだわりをゲーム音に埋め込めた時には、すごく仕事にやりがいを感じますね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
誰も体験したことのない、新たなビッグタイトルを ゲームづくりにはチームプレイが必須でもあります。合わないという結論が出たときは、数日かけてつくった音でも捨てる勇気が必要です。こういった決断ができた際には、みんなでいいものをつくるために日々成長し、チームワークで長所を伸ばせていると感じることができます。僕の目標は、会社が進めている自社IPプロジェクト(プラチナゲームズが開発・販売を行うゲーム/知的財産)でリーダーを務めることです。冒険心が強い性格なので、先の見えない森の中を突き進みたい。そして、誰も体験したことのない新たなビッグタイトルを生み出したいという野望があります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
笑顔に惹かれて、この人たちと働きたい 僕が韓国から日本に来たきっかけは、デジタルアートを学ぶためでした。兵役前に出合った作品に大変感銘を受け、コンピュータを活用した芸術作品に強い関心を持っていました。しかし技術を学んでいく中で、デジタルアートに携わる就職先の少なさや業界の狭さに気づき、これだけで生活をすることは簡単ではないと考えました。その際、お世話になっている人からサウンドデザイナーという職種について話を聞き、感性やインスピレーションを活かした仕事内容に興味を持ちました。プラチナゲームズに入社を決めた理由は、人当たりが良くやわらかい雰囲気を感じたから。企業動画の笑顔に惹かれて、この人たちと働きたいと思いましたね。入社後もその印象は変わらず、さまざまな国の人が多く在籍しているという点でも居心地が良いです。 |
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これまでのキャリア |
サウンドデザイナーとして、ゲーム内の効果音やボイスなど、音楽以外のあらゆる音をつくっています。 |