社会福祉法人グリーン

私たちは常に知的障がいのある利用者の方たちと様々な場面で寄り添い、ともに共感し、人生を歩んでいくことが大切だと考えます。障がい者の方たちに活動の場を提供し、社会参画を促すことを目的として、1993年に地域作業所グリーンを設立。2007年に社会福祉法人に改組し、現在は生活介護事業、計画相談事業、共同生活援助事業に分かれ、利用者の方ひとりひとりに合った活動を支援しています。各事業共通の目標として、「地域の方々にさまざまなグリーンを知っていただき喜んでいただく」こと、そのために「各部門が連携し支えあい、地域に愛される施設になる」とし、職員全員で目指していきます。

日中活動施設「グリーン」では、利用者の方の生活支援と自立支援を目的に、農作業を中心とした活動を行っています。横浜市青葉区の畑で、ジャガイモ、玉ねぎ、トマト、小松菜など約30種類の野菜を栽培し、米や小麦づくりにも挑戦！青空の下、利用者の方と一緒に堆肥運びや田植え、草取り、収穫などに励んでいます。収穫した作物の一部は、ドライ野菜に。ドライ野菜を使ったパスタ製品やドライフルーツは地域の人気商品です。そして、米や野菜やとともに、当社運営のアンテナショップ「とうり」で販売します。店内の製作スペースでは刺し子や刺繍などのクラフトワークを実施。これらの製品も販売し、利用者の方と地域の方との交流を深めています。

当法人では、横浜市都筑区川和町と都筑区長坂で計6か所のグループホームを開設・運営しています。グループホームとは、利用者の方同士で助け合い、協力しながら共同生活を送る場です。利用者の方が安心して、安全にホームでの生活を送れるように、スタッフが食事や入浴、病院への付き添いなど生活全般を介助。ストレッチや筋トレによる体力づくりや、誕生日会やハロウィンパーティー、クリスマスパーティーなどの年間イベントも企画しています。日中活動施設「グリーン」との連携により、1日を通してのサポートを提供する体制を整えています。地域にとけこみ、社会とつながることが新たな刺激となって、利用者の方の自立を促しています。