皆さんは
ZEBとは何か、知っていますか?
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、.建築構造や設備の工夫による日射遮蔽・
高断熱化などによって建物の省エネルギー化を実現した上で、太陽光発電等によって
エネルギーを自給自足することによって、化石燃料などのエネルギー消費量をゼロ、あるいは
概ねゼロとする建築物のことをいいます。
日本では地球温暖化による気候変動により、線状降水帯やゲリラ豪雨の多発、海水温上昇に
よる漁業の不漁など、多くの問題が起きていますが、その地球温暖化の原因は温室効果ガスと
されています。
気候変動に関する国際機関の提言には、世界の平均気温の上昇を産業革命以前と比べて
1.5℃を大きく超えないようにするためには、「世界全体の人為起源の二酸化炭素(CO2)の
正味排出量を、2030年までに2010年水準から約46%減少し、2050年前後にはゼロに
しなければならない」と記されています。
日本政府は2021年の気候サミットで、2050年までに温室効果ガスの排出を全体として
ゼロにすると宣言しています。
このような中、経済産業省や環境省では、地方公共団体の所有施設や民間業務用ビル等に
対し、ZEBの実現に資する省エネ・省CO2性の高いシステム・設備機器等の導入を支援する
ための補助金制度を設けています。
昨年春に完成した「太田市浜町第二地区第一種市街地再開発事業」のテナント棟は、省エネ・
省CO2に優れた建物として、ZEB Readyの認証を取得しています!
また現在施工中の桐生市庁舎も、ZEB Readyを取得する予定です。
当社はこれからも建物を作るにあたって省エネ化・自然エネルギー活用を推進し、多くの建物を
ZEB化したいと考えています。