生活協同組合ひろしま

生協とは、組合員が自ら「出資」「利用」「運営」する、組合員のための組織。組合員からの意見を積極的に取り入れ、徹底した消費者目線で組織を運営しています。その代表的な取り組みの一つが『組合員の声改善委員会』。様々な部署の職員が月1回集まり、サービスセンターなどに寄せられた組合員の声、要望に対し、改善を検討・実行しています。例えば、「パンが袋から取り出しにくい」という声があれば、メーカーに掛け合い、袋の止め口を改善。吸い上げた声を直接商品に反映できるのも、組合員との距離が近い生協だからこそです。組合員からいただいた声を真摯に受け止め、1人でも多くの組合員から期待を持っていただける組織を目指します。

生協ひろしまは、宅配事業・店舗事業・福祉事業・共済事業を柱に、広島県内でコープ商品を中心とした生活関連商品の販売・企画・開発などを行っています。 組合員の要望を的確に把握し、商品やサービスを展開することで、組合員の生活の安定と向上を実現していくことが私達の使命です。時代と共に変化する組合員の要望に確実に応えていくためには今ある事業の更なる充実と、新たな事業への挑戦が必要です。例えば、高齢化に対応するべく移動販売事業や大人が学べる大学「マナビカレッジ」などの取組みもその一つ。時代の変化に柔軟に対応し、広島県の各地域のことや環境・子育て・福祉など、くらしを豊かにできるように貢献していきます。

現在の組合員数はおよそ４０万名。その一人ひとりの要望を、どう的確に把握し、サービスに展開していくのか、それが私達の一番の使命です。そのため、組合員さんとの接点となる配送担当者や店舗担当者の育成には力を入れています。生協ひろしまでは入協後、半年～1年毎に研修で適正検査や自己分析を行い、自身の考え方や変化と向き合います。まずは職員が自分自身を理解する。自分の行動を理解すると、相手の言動からその真意を読み取れるようになってくる。組合員さんの何気ない言動からもその要望を汲み取り、その想いに応えることができる。個人の成長が結果的に組合員の幸せにつながる、私たちはそう考え、人材育成に取り組んでいます。