これが私の仕事 |
感染症から府民の健康と生活を守る。感染症に関する保健サービスの提供 感染症法に基づく結核、O157、ノロウイルス、HIVなど様々な感染症への対応を行っており、感染症の患者・家族等への相談支援、疫学調査、接触者健診などをしています。感染症が確認された場合、罹患した方や発生した施設の職員の方は、“感染症”ということでパニックになったり、不安になられたりしています。しかし、保健師として正しい知識を伝え、信頼関係をつくることで、不安が解消され落ち着かれていきます。保健所の支援が終了する時には、「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことがあり、その時はとても嬉しく感じます。また、新型コロナウイルス感染症対応では、何もないところから先輩たちと意見を出し合い、所内や地域の体制づくりに関わったことで、多くのことを学ぶことができました。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
在宅支援チームが一体となり、退院後の患者を支える 独居で高齢の結核患者に対して、入院中から治療継続支援を行ったことです。その患者の方は、高齢による認知症があり、退院後に自身で薬が飲めるのか分かりませんでした。退院後に服薬治療が中断しないように、入院中から患者や家族との関係をつくり、ケアマネジャーやヘルパーと協力して在宅支援計画を立て、患者にあわせた服薬支援を丁寧に行いました。また、在宅での療養を支える地域の医療機関への引継ぎも調整しました。退院後は、ご自宅を毎週訪問し、患者の話を聞きながら、体調の確認、服薬支援を行いました。患者が最後まで薬を飲み終え、治療が完了した時は嬉しかったです。在宅支援チームを作り、患者をサポートできた事例でした。この事例を通して、患者・家族や関係機関のそれぞれの視点や立場になって考え支援していくことを学びました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
保健師として成長できる環境や教育体制が整っている 学生時代の先生から、大阪府は教育体制が整っており、働く中で保健師として学べることがたくさんあると聞き、大阪府を選びました。
実際に入庁して、研修会やプリセプター制度、OJTの体制が整っている環境で働いています。プリセプターには、何かある毎にすぐに相談しました。相談すると、すぐに答えを出すのではなく、自分で考えていく力をつけられるよう一緒に考えてくれました。仕事はもちろん、生活していく上での不安など、いろいろな相談事にのってくれたので、安心して仕事が続けられています。また、私は大阪府が初めて社会人として働く場所だったため、社会人としてのマナーやルールも、研修会や日々の業務を通していちから学ぶことができました。 |
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これまでのキャリア |
大阪府守口保健所 (現職5年目)
※母子難病地域ケアチーム(3年間)→ 感染症チーム(現職2年目) |