これが私の仕事 |
大阪の農業をハードとソフトの両面から支える仕事です 大阪府では、田んぼや畑などの農地や、集落、里山、ため池や水路などが一体となった地域を「農空間」と呼んでおり、私は、農空間の保全や活用に関わる仕事をしています。保全に関わる仕事として、農業用施設の維持や補修に活用できる補助金の予算確保や執行管理、関係市町村への指導や、この事業に関連する国の機関との調整などを行っています。また、活用に関わる仕事として、地域の活性化に取り組む農家の方々を中心とした活動団体をサポートをする事業を担当し、活動団体のイベントの企画立案サポートや、府のHPや公式SNSで府民に活動への参加を促す発信などを行っています。このように、ハードとソフト両面から大阪府の農業、農空間を守り発展させていく仕事に携われることが面白い部分だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
府民の生命財産を守るため池改修に携わる 入庁後2年間は農と緑の総合事務所に配属され、ため池の改修事業の設計や工事費積算、施工管理などを行っていました。ため池の改修工事は農家の方々の営農にも影響するため、稲作等で水を利用しない10月から3月に行うことが多いです。限られた期間内で工事を完了させる必要がありますが、工事中は天候などの影響を受けることもあります。工事監督として、施工業者や地元の方と調整を図りながら工程を管理し、予定どおりに工事を完了できた時は達成感がありました。また、工事の完了時には地元の方から感謝の言葉をいただくこともあり、この仕事に就いてよかったと感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大阪という場所で学生時代の学びを生かした仕事をしたい 学生時代は農業土木分野を専攻しており、学んだ知識を生かせる職場で働きたいと考えていました。この分野は全国的にも専攻学生が少ないため、他の自治体では農業土木と土木等を合わせた「総合土木職」として採用を行うことが多い中、農業のイメージのない大阪府では「農業工学職」単独で募集を行っていることを知り、関心を持ちました。
大阪府のことを調べるうちに、思った以上に農地が存在し、ため池数は全国でも上位に位置していて、積極的に保全・活用を実施していることなどを知り、生まれ育った大阪で学生時代に学んだことを生かして多くの人の役に立つことができるのではないかと思い、大阪府を志望しました。 |
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これまでのキャリア |
中部農と緑の総合事務所(2年間)→環境農林水産部農政室整備課(現職1年目) |