株式会社ジェイテクトマシンシステム

超精密な「研削」を可能にする工作機械を開発。

モノづくり立国の日本において、工作機械は欠かせない製品と言えるだろう。工作機械とは、マシンに必要な部品を、切断、穿孔、研削、圧延、折り曲げ等の加工を行う機械のこと。「機械を産みだす機械」という意味から“マザーマシン”と呼ばれる。
実は日本の工作機械業界は、ハイレベルな競争を繰り広げており、世界のトップを走っていると言っても過言ではない。
そんな工作機械の中で、「研削」に特化した工作機械をつくっているのが、ジェイテクトマシンシステムだ。
同社は用途の違いによって、センタレス研削盤や平面研削盤など、多様な製品ラインナップを展開しており、研削盤においては国内トップシェアを誇るリーディングカンパニー。業界をリードする企業では、どのようなエンジニアが活躍しているのか。
設計部で技術者として活躍する山崎崇史（36歳）に聞いてみた。
「機械系の知識を持った社員は多いですが、工作機械の事業部には電気・電子系卒のエンジニアも多くいます。私が所属する設計部をはじめ、新製品を生み出す開発部、より現場に近い生産技術やサービスエンジニアなど、電気・電子系卒の方がその素養を活かせるポジションはたくさんありますね」