鉄塔と電線をつなぐ「架線金具」を、全国の電力会社様を中心としたお客様に提供している私たち。設計から納入までワンストップでお客様の要望に対応し、手のひらサイズのものから大型品まであらゆる製品を取り揃えています。前身企業から70余年にわたり国内の電力網を支えてきた実績と知見をもとに、国内最大級の試験機による負荷試験も受託。電気の供給を“あたりまえ”にして、日常を照らすお手伝いをしています。
日々の生活に欠かせない電気は、鉄塔や電柱に張り巡らされている電線を通じて送られています。そんな電線と鉄塔をつなぐ「架線金具」やそれに付随する製品を提供しているのが当社です。会社の規模は大きくはありませんが、送電線の「架線金具」を提供できる会社は全国で2社だけというニッチな会社として、全国の電力会社様とお取引をさせて頂けている安定性が当社の強みです。日本全国に張り巡らされた送電線の長さは、地球2周以上となるおよそ9万キロメートル、送電鉄塔は24万基あるといわれており、膨大な需要にも確実に答え、今日も「でんき」があたりであるために努力を続けています。
送電線に使われる「架線金具」は一度取り付けると30年~40年という非常に長い期間にわたって毎日「でんき」を送り続けます。海に囲まれた日本では塩害や台風による暴風・落雷、北国の冬は積雪や着氷による影響など脅威がいっぱいあります。TDMでは「壊れない金具を提供する」という強い思いをもって、大型の試験機を使い色々な条件を想定した実態試験を行っています。※写真は7000kN引張試験機です!
当社の製品は日本全国の鉄塔や電柱に使われています、街中や旅先で空を見上げればそこに自分が携わった製品を直接目にすることができます。自分の仕事がその地域に住む人の生活を支えていることを実感できることは当社社員のモチベーションにつながっています。
事業内容 | 送変電用架線金具・配電線用金具および電線付属品の開発、設計、販売 |
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設立 | 2014年5月28日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 52名(2023年3月現在) |
売上高 | 23億9千万円(2022年3月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 片貝 健人 |
事業所 | ◆本社
愛知県豊川市穂ノ原二丁目10 ◆事業所 東京営業所:東京都中央区 大阪営業所:大阪府大阪市淀川区 豊橋OFFICE:愛知県豊橋市 |
関連会社 | TDM東北販売株式会社
株式会社豊田鉄工 |
沿革 | 1916年 静岡県(現:菊川市)にて旭鋳物工場を創業、製茶機械用鋳造品の生産を開始
1938年 旭鋳物工場を改組し、旭可鍛鉄株式会社を設立 1950年 日本ガイシ株式会社による資本参加とともに、がいし用金具と架線金具の製造に注力し、 資本増加、設備の合理化と拡張を行う 1959年 500kV送電線用がいし装置の開発研究に着手 1961年 愛知県豊川市に豊川工場竣工 1963年 国内でいち早く国産アルミ配電線用金具の製造販売を開始 1965年 東京電力株式会社の房総線はじめ各電力会社様へ納入開始 1968年 宮城県仙台市の旭可鍛鉄製品東北販売株式会社と代理店契約を締結 1984年 旭可鍛鉄製品東北販売株式会社を子会社化 1989年 旭テック株式会社に社名を変更 2006年 各種大型試験設備を使用した受託試験業務を開始 2010年 旭テック株式会社電力機器事業を承継し、旭テックTDM株式会社を設立 2011年 旭テックTDM株式会社として業務開始 2014年 旭テックTDM株式会社の事業を承継し、TDM株式会社として業務開始 2019年 愛知県豊橋市の鍛造業・株式会社豊田鉄工を子会社化 2021年 城東テクノ株式会社の資本参加を受け、100%子会社となる 2022年 大阪営業所を開設 2023年 豊橋OFFICEを開設 |
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