NPO法人　教育総合研究所ひかり学園

福祉事業の運営者は、行政の政策によって事業内容を左右されることが多いのが実情です。しかし、障害児に対するきめ細かいサービスを実践していくためには、法制度が整備されるまで待っているだけでは不十分なことも多く、時には自ら工夫し実践していかねばなりません。当法人では、現状には決して満足せず一歩でも先に進化していきたいと考え、新たな事業の立ち上げにも積極的です。サービスの提供を通じて誰もが輝きながら普通に生活できる世の中の実現をめざしています。地域に根ざした活動と、一人ひとりの利用者に寄り添ったサービスで、多くの実績を重ねてきた私たちは、今後も常に未来を見つめて努力を重ねていくつもりです。

成長過程にある子どもたちは、ほんの少しの環境の違いによって本来その子が持つ能力を十分に発揮できないことが往々にしてあります。○○障害と言われたことで、その大切な可能性を諦める必要は全くありません。のびのびと楽しみながら、好きなことに熱中できるような環境を与えることで、「本当の力」を目覚めさせることができます。そのことを私たちは、多くの実践例の中で証明。「こんなに力を持っているのに、もったいない」。発達障害という言葉のフィルターで子どもの実態を見失ってはいけません。当法人では、このような理念に基づき一人ひとりの無限の可能性を引き出し、本来の力が出せるよう導きながら取り組んでいます。

当法人では、何らかのハンデを持って学習や日々の生活に困難を抱えている、児童・生徒を対象とした事業を展開しています。当然、普通の保育園や学校などに比べて配慮すべき点も多く、一人ひとりの事情や状態も異なるなど、対応にも十分な注意が必要です。その意味で決して簡単な仕事ではありませんが、子どもたちの笑顔や成長を日々感じることができる喜びが、私たちを突き動かしています。高い理想を掲げ、ひとりでも多くの子どもが困難を乗り越え、社会の中で普通に生活できるよう、努力を重ねている仲間と一緒に理想に向かって一緒に走っていきましょう。頼りになる先輩と信頼できる仲間に囲まれたやりがいのある仕事が皆さんを待っています。