これが私の仕事 |
保存機器開発チームの責任者 バイオメディカ事業部は、ライフサイエンス機器の開発・製造・販売しています。私は入社してからライフサイエンス機器の中でも保存機器、主に超低温(-85℃)フリーザの冷凍回路設計を担当していました。現在は、国内生産の保存機器を開発するチームの責任者となり、構造・電気・ソフトなどの各専門をもったメンバーとともに新商品の開発をしています。またバイオメディカの製品は世界各国に輸出しているため各国の環境や薬事などの法規制への対応もしています。商品開発においては、ユーザにとって魅力ある商品となるよう開発していますが、保存機器はユーザの大切なサンプルを保管されるので、安心して保管していただくために品質に対する意識も高く持って商品開発をしています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
海外でも評価される喜び 2つあります。一つ目は、課長になって初めて担当した商品が、EnergyStarと呼ばれるアメリカの省エネルギー製品のラベリング制度で超低温フリーザ部門でNo.1を獲得できました。この商品は省エネ以外にも重量を約50キロ削減するなど大きなモデルチェンジをしていたので、開発の中ではたくさんの課題が発生したのですが、開発メンバーの頑張りと周りにいるたくさんの人の知恵や助けをもらい課題解決できたときと商品化できたときの達成感は大きかったです。2つ目は、海外でも自分たちの商品を実際に使っていただいているところを見たときです。オーストラリアで野生動物を保護する病院を訪問し、自社商品を使っていただいている現場を見せていただいた際、私たちの商品がはるか遠い海外でも役立っていることを実感でき大変うれしかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ものづくりができ、開発に携わった商品が世の中で役立つ 私の就職活動は、ものづくりができて自分が開発に携わった商品が世の中で役立てるような企業を選んで行いました。当初は自分の周りにあるものをイメージしていたため家電メーカを志望していたのですが、就職活動する中で医療機器の開発している企業があると言うことを知り、今後成長し世の中の役立てることもできるのではないかと思い就職を決めました。
入社してから、ものづくりにおいて多くのことを教えていただきましたが、PHCでは開発・調達・製造・販売をしているので、ユーザの声も近いところで聞くことができることもあり、ものづくり以外の様々なことも社内や社外の多くの方々から教えていただけたので、この仕事を選んで良かったと感じています。 |
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これまでのキャリア |
2004年入社 冷凍回路の設計を担当し、開発主幹なども担当。2017年保存機器の課長となり、現在課では新商品開発含め4つのプロジェクトを担当しています。 |