寺内株式会社

販売先は小売業界の店舗経営者やバイヤーなどが中心である当社。トレンドを生み出し続けるには小売業界を徹底的に知る必要があるという考えから、オリジナルブランドを扱う直営小売店を立ち上げました。オリジナル商品の開発では、バイヤー自ら原材料の選定やメーカー探しからスタート。また、自分たちで小売店を運営することで、小売業界の抱える問題やニーズ、最終消費者の声をこれまで以上にキャッチアップし、的確に商品化できるようになりました。この体制はトレンドを見極めやすくなる好循環を生み出しています。今では直営店を全国展開するなど事業としても確立。積極的に情報収集することにより、会社成長のカギとなっています。

アパレル、化粧品、雑貨、食品など……。私たち寺内が扱うのは、"衣・食・住”に関わる商品です。流通の中間に位置する商社として、トレンドを先読みしながら様々なものを買い付け・販売しています。ただ、メーカーが作る商品を仕入れるだけで満足しないのが私たち。商談の際には、「ロゴの位置とサイズを変更しよう」「カラーバリエーションを増やそう」などのアイデアを伝えたり、「次はあの商品が来る！」と探しても市場になければオリジナル商品を企画します。国内になければ海外に買い付けに行くこともあります。トレンドを探し求め発信する存在として、一切の妥協はしません。半年・一年先を見据えて魅力ある商品を追求し続けます。

奥深い流通の仕事をするには、個人の頑張りだけでなく一人ひとりが成長できる体制を整えることが不可欠です。そこで当社では様々な研修を用意。入社後はビジネスマナーをはじめ会社の歴史、基本業務に関する座学を１ヶ月にわたり研修します。2ヶ月目は売場での実務研修を実施。1年目の終わりには先輩社員研修として、後輩を迎える心構えなども学んでいただきます。新入社員にはビジネススキルだけを習得するのではなく、社会人としても成長してほしいという願いがあります。社員の成長こそが、時代に求められる流通業の新しい形を生み出すエネルギー。失敗を恐れず常に新しいことにチャレンジしてほしいのです。（代表取締役社長　末永義博）