ラミネートや機能性フィルムなどの加工紙を開発・製造している五洋紙工。当社の製品は、食品から医療、建築、農業、電子機器まで幅広い業界で活用され、みなさんが普段何気なく手にしている製品にも多く使われています。例えば、牛乳パックのラミネートや電子機器部材を接着する両面テープ、パソコンモニター用のプリズムシートなど。同じように見えるものでも、薄いフィルム1枚の中に当社の技術が凝縮しているのです。
五洋紙工の仕事は、1mmにも満たないフィルムや紙にさまざまな機能を持たせること。例えば、髪の毛の太さほどの薄膜フィルムにマイクロ流路パターンを形成したり、表面の形状で機能を持たせた液晶ディスプレイ用フィルムやプリズムシートを作成したりと、電子・通信分野に大きく貢献しています。また、近年の環境保全意識の高まりから、当社が以前より開発・生産を行ってきた生分解性樹脂ラミネート加工品が脚光を浴び、紅茶のタグや衛生用品の内材として活用されるようになりました。これからも私たちは、オリジナリティ溢れる製品の研究を続け、新たな市場を創出していきたいと考えています。
設立以来、ものづくりを第一に考え、多くの技術者たちが活躍している五洋紙工。入社後の配属先も、社員一人ひとりが個性や得意分野を活かせるように配慮され、若手でも自分らしくのびのびと仕事に集中できる環境が整備されています。また、入社年数が浅い技術者であっても、研究の最前線に携わることができるのも特徴。社外の技術セミナーなどに積極的に参加することも可能です。現在在籍している技術者たちの専攻は、化学系をはじめ、生物、農学などさまざまで、それぞれが自身の得意分野をもとに研究・開発のテーマや課題を持ち、未来の新製品や新技術の開発に向かって意欲的に業務に取り組んでいます。
入社後は、社会人としての基礎を学ぶマナー研修などを経て、当社の主力工場である伊賀上野工場の製造をサポートする部門に1カ月ほど配属となります。まずは、素材や生産工程、生産機器などについて覚えながら、先輩技術者たちの仕事ぶりを見て、「ものづくり」の最前線を肌で感じ取ってほしいと考えています。ここで製造の流れや商品、社風について学んでください。そして、本配属後は「会社の歯車」ではなく、自身が「歯車を動かす人材」として活躍いただくことを期待しています。当社では、部長クラスのスタッフも含めて、全員が一丸となって新人育成にあたっているので、わからないことがあったら周りの人にどんどん聞いてください。
事業内容 | ■紙・不織布・フィルム等を基材とするポリエチレン、合成樹脂ラミネート加工、リサイクル可能防湿紙等、各種包装および積層材料の製造・加工販売
■プリズムシート、デザインシートの製造並びに加工販売 |
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設立 | 1950年12月26日
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資本金 | 9,300万円 |
従業員数 | 252名(2022年12月現在) |
売上高 | 100億円(2022年8月期) |
代表者 | 代表取締役社長 廣瀬 順吾 |
事業所 | 【本社・本社工場】
大阪府大阪市住之江区安立4-13-18 【東京営業部】 東京都中央区日本橋茅場町1-9-4 長寿ビル4F 【伊賀上野工場】 三重県伊賀市佐那具町金神塚1773-3 【東北工場】 宮城県石巻市門脇字浦屋敷111-15 |
沿革 | ■1950年12月
株式会社五洋紙工所を設立 廣瀬 幸次郎社長に就任 ターポリン紙の販売開始 ■1952年12月 ターポリン貼り合せ機設置 ターポリン紙の製造開始 ■1963年1月 押出ラミネート機設置 ラミネート加工紙の製造・販売開始 ■1973年12月 伊賀上野工場設立 ■1975年11月 社名を五洋紙工株式会社に改称 ■1992年11月 廣瀬順吾 社長に就任 ■1995年11月 フィルム専用押出ラミネート機 設置 ■1996年11月 精密フィルム製造機設置(本社) プリズムシートの製造・販売開始 ■1999年5月 リサイクル可能防湿包装紙(NewGY)製造・販売開始 ■2000年5月 ISO9001認証取得 ■2003年12月 東北工場新設(宮城県石巻市) ■2007年6月 新精密フィルム製造機設置(伊賀上野工場) |
関連会社 | ■五洋サービス株式会社(事業:構内運搬・断裁加工)
■株式会社五洋プロモ(事業:印刷・スリット・小巻・断裁加工) |
ISO認証 | ISO9001認証取得(2000年5月) |
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