社会福祉法人堺あすなろ会

堺あすなろ会の理念は、「障がい者ありき」です。障がい者を持つ保護者の方々が集い、障がいがあっても将来に希望が持てるようにと願って設立したのが、私たち法人のスタート。以来、それぞれの個性を大切にし、個々のニーズに合った支援を行っています。また、施設を利用する障がい児者の方々が、文化的で豊かな生活が送れるよう、家庭や地域、専門機関とのつながりを大切にしながら支援を進めています。そして、「ピープルファースト」を掲げ、障がいのある人もない人も、安心して生活できる共同社会の実現を目指すことを基本においています。

障がい者の方々の入所施設で生活介護を行う「ピュアあすなろ」、生活介護の「あすなろ万埼の郷」「もみの木」。生活介護の他、就労継続支援を行う「堺あすなろ園」。自主製品を製作している「アトリエhana」「ゆめ工房」障がいのある方やご家族の暮らしに関する相談に応じる「地域生活支援センター フィットウェル」、「地域活動支援センター わかば」。知的障がい者の方々の外出支援を中心に行う「陽だまり」。さらに、共同生活援助を目的とした9ヶ所のグループホーム、3ヶ所の放課後等デイサービスなど、子どもから高齢者まで、幅広い年代の障がい者の方々に豊かな支援を行うため、様々な役割を持った施設を運営しています。

様々な活動を通じて、生きる愉しみや喜びを味わうことを目的に、日々の作業や運動、レクレーション以外にも、各施設で季節を感じられるようなイベントを行っています。施設によって内容は異なりますが、たとえば、みんなで気持ちよく運動できる遠足、七夕祭り、日帰り旅行、一泊旅行、堺市が催す「障がい者スポーツレクリエーション大会」への参加、クリスマス会、毎月のお誕生日会などです。こうしたイベントや日々の活動で、みんなで一緒に楽しみながら手を動かすこと・身体を動かすことを行っています。職員も利用者の方々のため、工夫を凝らして協力しながら取り組んでいます。