越智今治農業協同組合

あったか～い、心のおつきあい。－わたしたちは地域農業の創造、心豊かな地域づくり人づくりをめざします。－それが、私たちの経営理念です。この理念の背景には、私たちが根ざす越智今治エリアへの愛情や想いがあります。古くから瀬戸内・四国の交通の要衝として、あるいは文化や経済の拠点として栄えてきた地域でしたが、島嶼部が多いなど必ずしも農業に適した地に恵まれていたわけではありませんでした。そんな地域を、先人たちは知恵や努力で豊かな土地へと発展させてきたのです。JAおちいまばりは、そんな歴史を受け継ぎ、地域の農業を未来へとつなげていくために、様々な活動を行っているのです。

JAおちいまばりの事業の根幹は、地域で営まれている農業そして農家の皆様の支援です。おいしくて付加価値の高い農産物を生産するための様々な支援（例：エコえひめブランド農産物の生産促進やブランドプロモーション等）、農業資材や農業機械など生産の効率化のための技術支援を行っています。また、組合員や地域に住まう方々の生活を安心で豊かにするべく、ＪＡバンクを拠点として様々な金融サービスを提供したり、保険や共済サービスを提供したりと暮らしの豊かさや安心に貢献しています。また、組合員の皆様が安心して歳を重ねていけるように、心のこもった介護サービスも私たちの事業の柱のひとつ。地域の持続可能な未来のために貢献します。

JAというと、伝統的であり公共性も高い立場にある組織というイメージから、「決まったことに黙々と取り組む」ような印象を持っているかもしれませんが、それは違います。私たちの組織では、特に若い世代の職員に対しては「やりたいことは、どんどん積極的にやりなさい！」と呼び掛けており、職員もその呼びかけに応えて毎年多数のプロジェクトが立ち上がり、実行されているのです。例えば、農業への積極的なIT取り込み、あるいは出張ボランティア・・・職員は、互いに助け合いながら地域の未来をそれぞれが考え、やりたいことに取り組んでいます。また、早くから女性活躍が当たり前になっているのも私たちの特徴と言えます。