社会福祉法人丹の国福祉会

高齢者福祉は「賃金が低い」「長く働けない」「将来設計ができない」などと言われる業界ですが、当法人では安心して将来設計ができるような給与制度やキャリア制度に力を入れています。給与制度では直近20年の賞与実績として年間4ヵ月以上を支給し続けています。キャリア制度では一人一人の希望や適性に合ったキャリア選択をサポートし、将来的には施設長候補（管理職）、事務総合職（総務、経理、事務など）、介護専門職から選ぶことができます。また育児やご家族の介護など、家庭内の生活環境に合わせて、長期休暇や時短勤務などの対応をしています。このように職員が安心して将来設計できるように給与体系やキャリア制度を設けています。

当法人の特長として、働く社員も利用者の方々も気心が知れ、良好な人間関係が続いていることです。立地的な要因もあるかもしれませんが、一度、入職した職員が辞めることはほとんどなく、女性職員であれば育休・産休を取得して職場に復帰する方も多いです。気心の知れた職員同士だと、人間関係の不安がないのはもちろん、仕事の連携もしやすく、サービスの質が向上し、残業もほとんど発生しません。また利用者の方々も一度お付き合いが始まると、長く施設をご利用頂くため、職員との絆や信頼関係も強くなり、家族のような間柄になっていきます。「職員同士」「職員と利用者の方々」の良好な人間関係がある環境で自分らしく仕事をしませんか？

“ちょうどいい”ではないことが一つだけあります。社会福祉法人としての“確固たる”使命、今の日本を支えてきた高齢者が安心して老後を過ごせる「地域福祉のセーフティーネット」をつくることです。高齢者施設は大まかに「営利追求を目的とする株式会社」と「社会奉仕を目的とする社会福祉法人」に分かれます。株式会社はビジネスが目的のため、「人口密度が高い地域」や「富裕層」などの限られたマーケットに事業展開します。しかし「過疎化が進む地域（綾部市も含む）」や「低所得者層」には十分なサービスが行き届かず、社会問題化しています。私たちは困っている全ての高齢者に寄り添い、これから先も綾部市の地域福祉を守り続けます。