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業種 |
金属製品
自動車/その他製造 |
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本社 |
静岡
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私たちはKo-ken(コーケン)というブランドで市場を展開し、静岡県掛川市にて「ソケットレンチ」などの工具を製造・販売しています。ソケットレンチは、ボルトやナットの取り外し・締め付けの際に使用する工具です。製品アイテムがボルトやナットの種類の数だけ必要と言っても過言ではありません。当社は、独自技術による高い強度と耐久性を備える豊富なバリエーションのソケットレンチを、世界各国のお客様へ提供しています。
当社はソケットレンチ専門メーカーとして、静岡県掛川市の国内1拠点で製造を行っています。製造に必要な鍛造・切削・熱処理など、ほぼすべての工程を自社で行える体制を構築し、静岡の地から世界約60ヶ国へこだわり抜いた製品を届けています。日々世界各国から集まるお客様の意見・ニーズを分析し、使用感・外観に加えて、感覚的な「Ko-kenらしさ」も考慮した総合的な製品開発を行っております。このようにして生み出すソケットレンチは、あらゆるモノづくりの場面で活躍します。Ko-kenに期待と信頼を寄せてくださるお客様のために、これからもひたむきに製品開発を行い、必要とされるメーカーであり続けたいと思っています。
「とにかく良い物を作れ」これは当社の創業者・山下宗一郎の言葉です。1946年の創業以来、手作業工具業界でも珍しいソケットレンチ専門メーカーとして成長を続けてきた当社。製造業において、「お客様から愛される良い製品」を作っていくことは永遠の課題です。当社では「Ko-ken製品を選んで良かった」「この製品のおかげで仕事が捗った」というお客様からの声をより多く集められるよう、社員一人ひとりが目標を立てて、製造や営業活動に力を注いでいます。お客様に満足してもらえるよう、常に製造・検査工程の改善を図りながら、新製品開発や既存品の改良を行っております。品質にプライドを持って「とにかく良い物」を作り続けていきます。
半世紀以上培ったソケットレンチ製造のノウハウと情熱を、惜しみなく注ぎ込んだソケットレンチシリーズ「Z-EAL」。当社の主力製品であり、自動車整備の作業スペースが年々狭まっていたことをきっかけに同製品は生まれました。作業環境が狭まっていく中で、必要とされる工具も変わりますが、ソケットレンチは規格などの制約が多く、大幅な仕様変更は難しい状況でした。そんな中、私たちはクリアランスを極限に狭めたソケットレンチこそが自動車整備工具のメカニックスタンダードになると考え、多くの制約を打開する新製品の開発に挑戦。こうして誕生した「Z-EAL」は自動車整備における新たな扉を開き、お客様から高い評価をいただいています。
事業内容 | ソケットレンチなど工具の製造・販売
<ソケットレンチ専門メーカーとして> ソケットレンチは、単体では何かしらの作業をすることができません。しかしながら、ボルトに接するソケットと駆動するハンドル、そのほかのアタッチメント類を使用することにより、数多の組み合わせが可能となり、様々な作業に柔軟に対応する万能工具へとその姿を変えます。工具の中の「ソケットレンチ」という限られた分野ではありますが、可能性を秘めたこの工具を徹底的に追求することで、多くの方に必要とされるメーカーであり続けたいと考えています。 <取り扱い製品> Z-EAL/ハンドソケット/チタニウム合金ソケット/絶縁工具/T型ハンドル/ドライバー/インパクトソケット/防振ソケット/インダストリアルソケット/プロテクターソケット/自動車専用工具/建築用工具/リペアキット など |
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設立 | 1959年8月1日
(創業:1946年12月15日) |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 166名(2023年10月現在) |
売上高 | 22億円(2023年7月実績) |
代表者 | 代表取締役会長 山下 大介
代表取締役社長 内藤 孝道 |
事業所 | 本社/静岡県掛川市中方656番地 |
認定・認証 | 優良自動車部品(第333号)認定
日本工業規格(JIS)表示許可認定 品質保証の国際規格ISO9002認証取得 品質保証の国際規格ISO9001認証取得 |
ソケットレンチにかける飽くなき探究 | ■試験・研究部門
Ko-kenでは、試験・研究を行う専門の部門を設けています。ソケットレンチの強度を評価する「静荷重ねじり破壊試験機」や、耐久性を測る「繰り返し試験機」など様々な検査機器を駆使して製品を評価しています。これらの試験結果に基づいて多角的な研究を行い、製品に反映させることで、日々進化し続けています。 ■設計・開発部門 設計・開発部門は新製品の開発だけでなく、既存品のモデルチェンジや改良といった使命も担っています。Ko-kenの活躍の場は世界約60ヶ国。世界各国から集まるニーズを分析し、3D-CADを始めとした最新鋭の設計・シミュレーション設備を駆使し、使用感・外観・感覚的な「Ko-kenらしさ」も考慮した総合的なデザイン開発を行っています。 ■鍛造部門 定番製品はパーツフォーマーと呼ばれる大型の多段鍛造設備を用いて鍛造します。製造スピードは熟練の鍛造職人の数倍に相当し、高精度な製品を量産することが可能です。一方、小ロットの製品は、人の手で一つ一つ丁寧に鍛造作業を行っています。 ■切削部門 円筒状の鋼材を鍛造して内部を高精度に塑性加工したソケットの素材は、最新鋭の旋盤で切削加工して形にしていきます。徹底した品質管理のもと、自社工場でソケットを製造しているため、寸法公差をより細かく設定することができ、高強度ソケットの製造を可能としています。 ■熱処理部門 高精度な温度制御が可能な自社専用処理設備で、製品を熱処理しています。ソケットレンチの性能を決める重要な要素の一つである「強度」は、精度の高い熱処理により実現されます。また、熱処理時の製品の“配置”は重要かつ独自のノウハウを要します。専用設備では、温度と時間を厳密にコントロールすることで、「硬さ」を出す焼入れ工程と「粘り」を出す焼戻し工程を詳細に設定して、製品ごとに最適な熱処理を行っています。 ■検査部門 3次元測定器や投影機による高精度な測定や、X線によるメッキ厚測定器など、ミクロンオーダーでの測定が可能な機器を駆使して検査をしています。また、最終的な完成判定は人による目視検査をすべての製品に対して行うことで、図面や数字だけでは表せない感覚的な異状までも発見する検査体制を構築しています。 |
沿革 | 1946年12月 初代社長・山下宗一郎が山下工業研究所を創業
1953年7月 通産省より優良自動車部品(第333号)に認定 1955年10月 日本航空整備株式会社に航空機指定銘柄工場及びJAL指定商品として登録 1959年7月 A.P.A.(在日米軍調達局)及び自衛隊納入優良工場として認定 1959年8月 株式会社山下工業研究所設立 1962年2月 通産省より日本工業規格(JIS)表示許可認定 1965年11月 直接貿易を開始 1973年2月 西独コロンフェアへ出品を開始 1984年8月 北米シカゴハードウェアショーに出品を開始 1995年11月 品質保証の国際規格ISO9002を国内に先駆けて認証取得 1999年6月 品質保証の国際規格ISO9001認証取得 2007年10月 2007年ユニバーサル技能五輪にて公式ソケットレンチとして採用 2011年11月 太陽光発電設備(150kW)を設置 2020年11月 熱処理設備を更新 2021年2月 1000tプレス機を設置 |
ホームページ | http://www.koken-tool.co.jp/info.html#page01 |
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