早川書房は「ONE AND ONLY」を理念に、海外のミステリやSF小説をはじめ、文芸、ノンフィクション、児童書など多種多様なジャンルの出版を手掛ける出版社です。
紙の書籍のほか、電子書籍やオーディオブック、海外への版権販売、グッズ製作などコンテンツの多面展開をしています。
近年では『ザリガニの鳴くところ』『同志少女よ、敵を撃て』『われら闇より天を見る』で本屋大賞を'21年から3年連続受賞しています。
【文化創造】出版を通じ、選りすぐりの海外文学・海外文化を日本に、そして優れた日本文学・日本文化を世界に紹介します。また、ハイカラで読みごたえある雑誌を世に送り続けます。 【良質志向】流行に流されず文化の潮流を自ら作り出す独自の企画と、質の高い永く読み継がれていく書籍の出版を目指します。 【人財育成】広く深い教養を身につけ、高い志を持って、文化の担い手となりうる人財の育成に努めます。 【活字貢献】活字すなわち活きた文字、生き生きした文章を通じ、人々に感動を与えます。そして、良識ある文化の形成と社会貢献に努めます。
国内外の文芸、SF、ミステリ、演劇書、ノンフィクションなど多種多様で良質な作品を幅広い読者に届けてきたことで高い評価を受けています。『ONE AND ONLY』を企業理念に、常に新しい企画を打ち出し、多くの読者に支持され続ける出版社を目指しています。また電子書籍などのデジタル・コンテンツや、関連グッズの開発にも力を入れています。何よりも読者が読みたいときに読みたい本が読める。このような環境を作り出すことで一人でも多くの読者に本を届けられるよう日々努力しています。
当社での仕事はさまざまですが、良い出版物を作り上げるために全社一丸となって取り組んでいます。編集の仕事においては、まだこの世にない文学を創り出すために有望な新人作家を発見したり、世界中の出版情報にアンテナを張り巡らせて権利を買ったりするところから始まります。情報収集力と大胆な企画力が必要な仕事です。また、営業であれば出版した書籍をいかに多くの読者に届けることができるかがカギになります。作品の読者層と書店の客層から仕入れ部数を決定し、時には店頭の売場づくりにも協力することで一人でも多くの方に読んでもらえる環境をつくり出します。分析力、交渉力、行動力が必要な仕事です。
事業内容 | 書籍雑誌出版 |
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設立 | 1945年8月
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資本金 | 3,500万円
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従業員数 | 81名(2024年1月現在)
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売上高 | 会社規定のため非公開
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代表者 | 代表取締役社長 早川 浩
代表取締役副社長 早川 淳 |
事業所 | ■本社
〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-2 ■板倉ブックセンター 〒374-0131 群馬県邑楽郡板倉町大蔵10-2 |
沿革 | 1945年8月 早川書房創業
1947年11月 演劇雑誌「悲劇喜劇」創刊 1953年9月 「ハヤカワ・ポケット・ミステリ・シリーズ」刊行開始 1956年6月 【エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン】EQMM創刊 1957年12月 【ハヤカワ・SF・シリーズ】刊行開始(318点刊行) 1962年5月 【ハヤカワ・ライブラリ】刊行開始(全77巻) 1964年10月 「ハヤカワ・ノヴェルズ」刊行開始 1965年10月 「ハヤカワ・ノンフィクション」刊行開始 1968年10月 【世界SF全集】刊行開始(全35巻) 1970年8月 「ハヤカワ文庫SF」刊行開始 1971年7月 「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズ刊行開始 1972年1月 「ハヤカワ文庫NV」刊行開始 1973年3月 「ハヤカワ文庫JA」刊行開始 1976年4月 「ハヤカワ・ミステリ文庫」刊行開始 1979年9月 「グイン・サーガ」シリーズ、ハヤカワ文庫JAで刊行開始 1988年11月 第1回ハヤカワ国際フォーラム開催 第1回講演者:ディック・フランシス 1990年 『私が殺した少女』原リョウ 第102回直木賞受賞 1992年3月 「ハヤカワ・ミステリワールド」刊行開始 1993年 『マークスの山』高村薫 第109回直木賞受賞 1996年 『恋』小池真理子 第114回直木賞受賞 2002年 「ハヤカワSFシリーズ Jコレクション」刊行開始 2010年 SFマガジン創刊50周年 2011年 アガサ・クリスティー賞創設 第1回受賞作:森晶麿『黒猫の遊歩あるいは美学講義』 2013年 ハヤカワSFコンテスト創設 第1回受賞作:六冬和生『みずは無間』 2014年 ハヤカワ「悲劇喜劇」賞創設 第1回受賞作:野田地図(NODA・MAP) 第18回公演「MIWA」 2015年 創立70周年 2017年 カズオ・イシグロ ノーベル文学賞受賞 2019年 〈ハヤカワ 時代ミステリ文庫〉刊行開始 2020年 〈ハヤカワ・ジュニア・ブックス〉刊行開始 2021年 『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ 2021年本屋大賞「翻訳小説部門」受賞 2022年 『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 2022年本屋大賞受賞 2022年 アニー・エルノー ノーベル文学賞受賞 2023年 『われら闇より天を見る』クリス・ウィタカー 2023年本屋大賞「翻訳小説部門」受賞 2023年6月 「ハヤカワ新書」刊行開始 |
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