鉄鋼、工作機械、船舶、鉄道車両やエアロスペースなど、多くの業界・分野に貢献する重要なパーツづくりを担っている私たち。金属加工における技術力を評価され、大手鉄鋼・製鉄メーカーや精密機械メーカーと安定した取引を継続しています。金属加工技術とものづくりにかける情熱が私たちの強み。ジャンルにとらわれないものづくりを行い、チャレンジ精神をもって新製品の開発・製造を進めています。
♯金属加工 ♯ものづくり
製鉄・自動車・工作機械・エアロスペースなど、さまざまなジャンルでものづくりを続けている当社。「町の鍛冶屋」ともいうべきスタイルで、「この部分のパーツ1つだけ作ってほしい」というお客様の要望を形にしています。多品種・少量のものづくりのため、有名商品のあの部品を手がけているとは言いづらいところがありますが、私たちがお客様から引き受けているのは、マザーマシンを動かすために欠かせない部品や、これがなければプロジェクトが進まないという重要なパーツ。その製品をつくれるのか否かという、極めてシンプルな世界で勝負しています。取引先は北海道から九州まで広がり、「日本の鍛冶屋」として成長しています。
図面と材料をもとに、工作機械を操作して金属の加工作業を行うのが、製造職の仕事。使用する金属の材質や、機械ごとの特徴を見極めながら、加工プログラムの調整を行い、ベストの段取りを考えます。多品種少量生産の当社では、アナログとデジタルの両方の知識を身につけられるのが大きな特徴。担当する機械によっては、加工プログラムの作成も担当することがあり、幅広い経験を積むことができるのです。製造職は、製品完成までほぼ一人で加工工程を担当します。自分のスキルが製品の仕上がりにダイレクトに反映されるので、製品が無事でき上がったときの喜びはひとしお。やりがいと達成感を持って業務を進められます。
当社が扱う製品の重量は、片手で持てる程度のものから数トンある製品までさまざまです。大きさや材質によって異なる加工条件を検討し、旋盤・フライス・複合機などを用いて、複雑な加工や精密な加工も社内で行っています。たとえば、長い製品や薄いパイプ形状の製品は、加工時の熱で歪んだり楕円になったりすることがあります。当社では、こうした一定の技術力が必要な長尺物や薄肉物製品の加工にも対応。3D CADや三次元測定器など最先端の設備を工場に取り揃える一方で、創業より大切にしてきたものづくりの根本となるアナログの感性もしっかり伝承。手作業でデジタル以上の精度を極める職人たちも最前線で活躍しています。
事業内容 | 製鉄用機械部品
自動車用金型・治具 窯業用金型 一般産業機械部品 エネルギー関係設備部品 医療機械部品 船舶設備部品 などの製造 |
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設立 | 1961年7月25日(創業:1949年2月23日) |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 40名(2024年4月現在) |
売上高 | 6億2900万円(2023年6月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 長崎 将雄 |
事業所 | 岡山県備前市東片上2490-5 |
主要取引先 | JFEスチール株式会社西日本製鉄所
米子製鋼株式会社 福辰合金株式会社 三菱重工業株式会社(商社経由) 住友精密工業株式会社 DMG森精機株式会社 ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社 黒崎播磨株式会社 三井造船特機エンジニアリング株式会社 |
沿革 | 1949年 片上村(現在の備前市東片上)にて創業
1961年 現会社に組織変更し、窯業機械設備・金型の専門工場として発足。資本金600万円 1966年 川崎製鉄・水島と取引開始 1970年 新日鉄広畑H型鋼用のロール研削工場として姫路工場を新設、操業開始 1980年 三菱自動車水島製作所のプレス鋳造金型及び冶工具の製作を開始 1985年 新日鉄広畑大型工場休止をもって当社姫路工場も休止 1988年 本社事務所新築 1991年 空調完備のNC工場を新設し、産業・鉄鋼機械部品の精密・大型製品の加工を開始 1994年 超伝導用部品加工開始 1995年 資本金1000万円に増資 2006年 新工場落成 |
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