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当社は東京港開港が計画される中、1919年に創業。今年で104年目を迎える老舗企業です。
他社に先駆けて港湾運送業に着手し、大型冷蔵倉庫や冷凍運搬船への荷役作業をはじめ関連する運送作業を一手に引き受け、全ての工程を自社が責任を持って手掛けるというサービスの根底となる概念が確立されました。
時代の変化に対応しながらも、創業から変わらず水産物を中心とした「食」をメインに全物流工程を一貫して担っています。
1919年、東京湾の整備が進み、港湾運送業の発展が見込める中、その将来性に着目し、創業。以来、時代の変化にいち早く対応し、現在ではグループ全体で多品種に及ぶ食品の輸出入手配をはじめ、港湾運送、通関、冷蔵倉庫荷役、物流センター保管、国内輸配送に至るまで、「食にまつわる物流」をトータルにサポートしています。また海外6か国・11拠点の現地法人によるネットワークを構築。グローバルなロジスティクスサービスにより、水産を中心とした食品メーカー様や商社様の期待に応えているのです。様々なイレギュラーにおいても真摯に解決策を模索し、柔軟に対応していく対応力は大きな強みであり、評価されてきたポイントです。
近年では、2018年に世界最大規模の全自動冷凍センターを設立。人的資源を省力化することで、持続可能なロジスティクスの実現に取り組んでいます。このように時代の変化・要請に柔軟に寄り添い、新しい価値を生み出していくのが、ナカムラロジスティクスのやり方。RPA(ロボティックプロセスオートメーション)やDX等も積極的に活用し、より効率的な食品流通を、当社の人とノウハウで実現します。もし私たちがいなければ、冷凍水産物の流通が滞ります。それは日本のみならず、米国や中国、東南アジアなど広範囲に影響が出るのです。世界の豊かな食卓を守るという責任と使命、そしてプライドが、私たちを突き動かす原動力です。
そんな当社を支え、動かすのは、人材であることは言うまでもありません。ナカムラロジスティクスでは、手厚い教育・研修制度をはじめ、ジョブローテーション、資格取得支援制度や自己申告制度など、着実に成長し、成功体験を積み重ねていくための体制を整備。ひとり一人が目標をもって活躍できる環境づくりに注力しています。当社には、さまざまなことに興味を持ち、興味を持ったことは積極的に学ぶ姿勢を有する先輩がたくさんいます。互いに刺激しあい、切磋琢磨し、すべてのことに対して“自分ごと”として取り組む。そんな姿勢が、業界をリードするロジスティクスサービスを生み出すのです。
事業内容 | ■輸出入港湾運送
輸入においては、世界各国から到着するお客様の商品(コンテナ)の保税運送手配をし、物流センターへの安全・迅速な搬入を担っています。また、輸出においては、日本全国から世界各国に向けて、お客様の商品を最適なルートと期日でお届けするためのご提案をしています。 国内のコンテナ運送は、自社の拠点および協力会社のトレーラーで全国の国際港をカバーしております。 ■物流センター(保管) 世界各国・日本全国から送られてくる商品や世界各国へ輸出される商品の入出庫・保管・ピッキング・流通加工を自動化の推進と徹底したデータ管理により、迅速かつ正確に行っています。当社では、冷凍食材を中心に工場・店舗向けだけでなく、通販・ギフト商品も対応可能です。 ■通関 輸出入貨物の税関申告、検疫所への届出申請、検査手配など様々な通関手続きを行います。世界各国から様々な農水産物、冷凍食品が輸入され、その製品や国によって必要な手続きが異なるため、幅広い知識が必要です。 ■国内輸配送 東京・大阪・福岡間の幹線輸送と各エリアの地場配送により、きめ細かい輸配送サービスを提供しております。各デリバリー拠点の地場配送車両と協力会社によって、日本全国の小口配送(店舗配送など)に対応するジャストインタイムの配送・納品を実現しております。 取り扱いのデリケートな冷凍食材を中心とした食品を高品質でお届けしております。 |
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設立 | 1947年9月11日 |
資本金 | 4億1,500万円 |
従業員数 | 240名(男180名・女60名/2022年4月時点) |
売上高 | 164億円(2022年3月実績) |
代表者 | 代表取締役 中村 剛喜 |
事業所 | ■本社
〒108-0023 東京都港区芝浦2-3-39 ■事業所 東京都大田区、神奈川県川崎市、大阪府大阪市、福岡県福岡市 |
沿革 | 1919年 中村組創立
1947年 中村荷役運輸(株)に社名変更 1955年 通関及び船舶代理店業務開始 1972年 大井水産物専門埠頭建設計画が発表され、当社が港湾運送事業者の代表として東京水産ターミナル(株)の設立に参画 1976年 冷蔵倉庫業務を開始(現:大井物流センター) 1998年 C.C.C.川崎[物流センター]設立(現:浮島物流センター前身) 2003年 (株)ナカムラロジスティクスに社名変更 2004年 C.C.C.福岡[物流センター]設立(現:福岡物流センター) 2011年 東日本大震災による被災地への義援活動を実施する 2015年 東京税関よりAEO認定通関業者として認定を取得する 2017年 新たな物流拠点として東扇島物流センターを設立する。 2018年 新たな物流拠点として約5万トンの浮島物流センターを設立する。 2019年 創立100周年を迎える。100周年記念祝賀会を実施。 |
免許業種 | ○一般貨物自動車運送業
○一般港湾運送事業 ○第一種利用運送業 ○第二種利用運送業 ○通関業 ○船舶代理店業 ○冷蔵倉庫業 ○自動車運送取扱事業 ○港湾運送関連事業 ○貨物取扱業 ○前各号に付帯する一切の業務 |
ナカムラロジスティクスの強み・特徴 | ■事業の強み
温度管理や通関、各種法令手続き、検査・検疫対応など、取り扱いが難しい冷凍食品。それらを国際総合物流(通関、物流センター、輸配送)として、自社で一貫して対応できることが当社の最大の強みです。お客様からも高く評価され、厚い信頼を勝ち取っています。 ■経営の特徴 食品物流はメーカー系の子会社も多いですが、当社は独立系の食品物流会社です。独立系の食品物流会社の中では、トップクラスの歴史を誇っています。 大手水産メーカー様とは、1935年(昭和10年)の築地本場(中央卸売市場)の営業開始とともに水産物の荷捌き・運搬作業の専従業者として取引を開始。その後、冷凍荷役の先駆けとも言える南氷洋捕鯨の荷役を引き受けるなど、極冷下での特殊荷役の研究に努め、冷凍荷役事業に貢献。時代ごとに求められる食品物流の最前線を走り続けてきました。 当社は株式未上場のため、親会社や株主に左右されず、自由に経営決定ができることも大きな特徴です。柔軟で迅速な対応ができることが、業界トップクラスの地位を築いている原動力なのです。 グループ全体では大企業であり、大きな事業に携わっていますが、ナカムラロジスティクス単体では中小企業のため、スピーディーに意思決定ができます。変化のスピードが速くなってきている現代において、私たちの「未上場×中小企業=自由にスピーディーに対応」できる体制こそが、競争優位性を生み出しているのです。 ■当社の商品とサービスの品質の高さ 貨物の管理や運送には、施設や設備といったハードが必要となりますが、私たちはなるべくハードを持たずに事業運営をしてきました。そのことにより、人材が提供するサービスこそが、私たちの商品となったのです。 このサービスの質を上げるため、当社は人材育成に積極的な投資をしています。ハードに投資をすれば、回収のリスクが発生します。ソフト(人材)への投資は、リスクを抱えずに高い品質を維持することにつながり、企業成長を大きく後押しします。当社の財産であり、最大の武器は「人」です。よってナカムラロジスティクスには人を大切にする文化が根付いています。 ■お客様から選ばれる理由 まず挙げられるのが、「事業領域の広さ」です。次に「蓄積されたノウハウ」、そして「サービスの品質」です。 これら3つの要素が効果的に連携することで、お客様は全物流工程を任せることができます。自社が扱う製品が多くの人々に安全かつ安定的に届けられるという安心感があるため、本業に集中できる。そんなほかには代えられない大きな価値を、私たちは提供することが可能なのです。 また、京浜港の食品荷役においてはグループ会社がトップシェアを誇るため、お客様は当社へ依頼をしなければ食品荷役がままなりません。高いシェアが維持できるのも、長年にわたり、お客様と寄り添い、サービスを提供してきたからこそです。 |
仕事のやりがい | 取り扱う商材が身近で不可欠なため、自分が携わった食品が店頭や飲食店に並ぶことで、仕事の成果が見えやすいです。
食品は老若男女・国籍問わず、いつも誰もが必要とする商材ですから、社会貢献度の高さが感じられます。 |
ナカムラロジスティクスの成長の源泉 | 〇公平、公正に顧客に寄り添うこと。
〇変化に柔軟に対応できること。 104年の歴史を振り返れば、どれだけ技術が革新し、世の中のニーズが変化してきたかは容易にわかると思います。その中で常に変化を恐れず、困難なことにも積極的にチャレンジし、まっすぐににお客様と向き合ってきたことが、100年企業を生み出した源泉です。次の100年に向け、この思いをしっかりと心に刻みながら、発展し続けたいと考えています。 |
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