仙台国税局

内国税の賦課・徴収を行う官庁として、国の財政基盤を支える重要な役割を担う国税局。感染症や災害など国を挙げての対策が必要な事柄が連続して起きている今、税収を担う国税職員に求められる役割はますます大きくなっています。多種多様な納税者と接するためには専門的な知識が必要となりますが、仕事を通じて多様な価値観に触れ視野を広げ、人としても成長ができる職場環境がここにはあります。専門性も高く大きな責任を伴うため、強い正義感と使命感が求められますが、一つ一つのステップを通じて成長を感じることのできるやりがいのある仕事です。

国税職員は、国税局や税務署において、国税調査官、国税徴収官、国税査察官として活躍しています。採用後、充実した研修、フォローアップを通じて、税のスペシャリストとして、法律・経済・会計等の専門知識をもとに、業務を行います。複雑な税制に対応しながら、絶対的な型やパターンがないからこそ現場での自己判断や日々の勉強が重要な仕事ですが、だからこそ責任感や社会と繋がり役に立つやりがいを実感できる魅力があります。国家の原動力である税を適性かつ公平に賦課徴収するという使命のもと、税務調査、徴収事務を通じてさまざまな人と出会い、自らの知見を広げながら社会に貢献できる仕事です。

採用後、３か月間にもわたる充実した研修プログラムがあり、ゼロから採用後に必要な知識を身に付けることができます。研修終了後に、署に配属され、配置系統に応じて、より専門的な税法知識や外部事務に関連した実務的な事項を習得する研修（１か月）を受講します。さらに、３年間の実務経験を積んだ後、高度な専門的知識や技能を習得するための専科研修（７か月）を経て、国税調査官・国税徴収官としてのキャリアを重ねていきます。業務の中での分からないことや不安なことについては、1つのチームとしてサポートする職場環境です。その後も、選抜試験による研修や充実した通信研修があり、自身のスキルアップを継続して行うことができます。