北三重技建 株式会社

どんな時も建物や地下構造物の品質に大きく影響するのは、その土台となる地盤の施工です。軟弱地盤が多い日本では掘削工事の時に地層が崩壊し断面が崩れやすくなりますが、それを防ぐ様々な工法があります。中でもサイレントパイラー施工始め専門性の高い技術と多種重機を保有する当社。自社による専門技術を活かした基礎工事から建築までを行う総合建設会社は少なく強みと言えます。地盤の特性や地下水位、狭小や特異な地形・・・環境要因が複雑に影響する橋梁の耐震補強工事でも、その技術力を発揮。四日市菰野大安線（西山橋）橋梁耐震補強では三重県の評価制度である優良工事表彰で最高得点を獲得。まだその記録は破られていません。

無振動、無騒音、かつ耐震性の高い基礎工事を可能にする圧入原理を活かしたパイラー施工は、環境に優しく、高効率な施工ができるため国内外から注目されている技術です。近年は社会インフラの老朽化や災害に強い国土防災のための橋梁や堤防の補強・補修にも活かされ、当社が得意とする技術の一つです。地盤やまわりの環境に応じてサイレント、クラッシュ…と各種機種を選定し、土留壁を築造する。リモコン操作を自在に操るパイラー施工が可能な技術者は全国でも限られますが、最新技術の導入と教育に力を入れている当社では多くの社員が技術を習得し、現場のスペシャリストとして活躍しています。

大学では専門の学科を修学していませんでしたが、心のどこかには建設現場の責任者として指揮を取り、皆をまとめていく今の仕事に憧れがありました。「カッコいいなぁ・・・」、その気持ち一つでこの会社に入社。8年目になります。入社後は様々な研修や講習に参加しながら現場経験を積み、一級土木施工管理技士を取得しました（会社全額支援、資格取得のための学校に入校可能）。20名程の会社ですが複数資格を持つ現場経験豊富な、ハイパーだけど親戚のおじさんのように気さくな先輩ばかりです。最近は現場のICT化を自分が中心となり社内に展開。道路工事に使うモーターグレーダ―のICT化に挑戦し、四日市市では初のケースとなりました。