これが私の仕事 |
TEMのサンプルメーク、AI・画像解析を経験 私が経験した2つの業務を簡単に紹介します。
1.)TEM(透過電子顕微鏡)のサンプルメーク:TEMではサンプルを非常に小さく加工してから観察をする必要があり、加工するためには、サンプルを適切に処置する必要があります。ピンセットや顕微鏡を用いながらサンプルに処理する必要があるため、繊細な手作業が求められます。TEM観察までの流れの中でも上流の工程を経験することができ、大変勉強になりました
2.)AI・画像解析:MSTで取得したSEM(走査電子顕微鏡)・TEM像やお客様から提供頂いた画像に対して画像解析を行っています。1.)の業務とは異なり、プログラムを組んだり、AIの勉強をしたりとデスクワークチックな業務がメインです。また、お客様に対してMSTのAI取り組みについて紹介したり、解析についての打合せを行うこともあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様の悩み事に寄り添える 私は主にAI・画像解析による解析を行っています。
お客様の抱える問題というのは本当に人それぞれです。そのため様々なアウトプットが求められます。「どういったことに困っているのだろうか」「どういったことを知りたいのか」といったことを考えながら解析をして、思ったような結果が得られたときは達成感があります。
解析の一つに、「画像を数値化したい」というのがあります。人の目で見ると違いが何となくわかるけれども、それを定量的に比較したいというご要望はよくありますが、こういった抽象的な要望に対して、「どういったことを定量的に示すことが出来れば、お客様のご要望を満たすことができるか」を考えるのは非常にやりがいがあります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
モノづくりを支えたいという思い 私がMSTを志望した理由は「計測・分析の側面からモノづくりを支えたい」というものです。例えば、車の製造において車体に使われる素材や塗料、タイヤのゴムといった様々な材料が使用されます。それぞれが車の性能を発揮することができるかは分析や計測を行わなければなりません。また、各パーツが完成する過程の中でも分析・計測は必須です。
つまり、分析・計測はモノづくりを支える重要な分野です。車のような世に出回る製品を作ることはほとんど無い裏方の仕事にみえますが、そういった仕事にあこがれて私はMSTを志望しました。 |
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これまでのキャリア |
2019年度入団→分析評価部STGでTEMの前処理担当→分析評価部ISGでAI・画像解析を担当 |