当社は2015年に今治造船グループの多度津造船株式会社として発足。造船専業メーカーとしての豊富な実績と経験を元に、環境に優しく、より安全な海上輸送を支えています。各国製鉄産業の安定操業を支える「石炭/鉄鉱石専用運搬船」、最新技術を搭載した「LNG-PCC」等、中型~大型船舶の建造を中心に毎年多くの新造船を建造。「社員、顧客、地域から愛される会社に!」をモットーに、これからも“香川”の「造船」を支えていきます。
船幅、全長ともに制限がある中でPCC(自動車運搬船)の大型化を図り、普通車の積載台数を国内最大級となる7500台まで増やすことに成功しました。トラックやトレーラー、バスなどの大型の車両も積載できる構造となっています。また、現在、地球温暖化が大きな社会課題となっており、CO2排出量の削減は、全世界共通の重要テーマです。そのため、船づくりにおいても、従来燃料の重油からLNG(液化天然ガス)を燃料とする船舶が求められる時代へ。LNGは沸点がマイナス170度以下の超低温であるため、その管理や制御などに高度な技術が必要となってきます。当社では、業界に先駆けて、この環境にやさしい「LNG-PCC」の建造に挑戦します。
船をつくることの最大の魅力は、そのスケールの大きさ。当社社員の多くも、その圧倒的なスケールに魅せられて造船の世界へと飛び込んできています。「モノづくりをするなら大きなものを作りたい」「会社訪問の際に見た船の迫力に心を揺さぶられて」など等、例を挙げればきりがありません。船が完成するまでの道のりは長く険しいものとなりますが、船づくりの節目である進水式で「船が進水しているのを見ると、また次も頑張ろうと思える」という点も、造船の魅力の1つ。やりがいを感じられる瞬間が明確なところが、働く社員にとってのモチベーションの源泉になっています。胸にグッとくるその瞬間を糧に、また次の船づくりへと挑んでいきます。
船は乗り物であるだけに留まりません。乗り物として、居住空間として、巨大なプラントとして…様々な面があります。ですから、船づくりには、建築・機械・電気・制御・材料・自動運転、など等、あらゆる産業の様々な技術が必要不可欠。すべての技術を結集して船は完成します。また、船は何百人、部品メーカーの方も含めると何千人の力を結集して造り上げます。最先端の技術も、熟練の技も、先人達が蓄積してきたノウハウも、技術者たちのモノづくりに掛ける情熱も…そのすべてが詰まっています。1人ではできないモノづくりだからこそ、多くの人の手で、想いを込め、時間を掛けて造りあげていくからこそ、味わえる達成感があります。
事業内容 | 船舶製造業 |
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設立 | 2013年3月27日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 1,200名(2020年1月現在)※協力工も含む |
売上高 | 256億円(2018年3月期) |
代表者 | 代表取締役 檜垣 清志 |
事業所 | 本社・工場/香川県仲多度郡多度津町東港町1番地1 |
沿革 | 1973年 新工場建設 操業開始
2015年1月 今治造船グループ参入 2015年4月 400Tジブクレーン設置 2015年6月 400Tジブクレーン設置 (2基目) 2017年1月 東岸桟橋延長 2017年2月 移動式建屋設置 2017年11月 北岸ドルフィン設置 |
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