就活生の皆様こんにちは。
今回は、IT業界に向いている人についてのお話になります。
「文系・未経験でもやっていけるのでしょうか。」
これは、会社説明会や採用面接において、就活生から非常によく聞かれる質問になります。
結論から言うと、少なくとも当社においては、文系でも未経験でもやっていくことができます。
その理由を文系・未経験でこの会社に飛び込んだ私が説明します。
文系出身者がIT業界を躊躇する理由の一つに、自分の数学力で通用するのかというものが
あるのではないでしょうか。
突き詰めていくと、高度な数学力が必要になることもありますが、
最初は算数が出来れば問題ないです。
というのも、難しい公式等を多用するわけではなく、求められているのはあくまで
数学的「思考」になるからです。
そして、この数学的思考というのは社会人になってからであっても、
反復トレーニングによって習得することができます。
また、未経験であることも気にする必要はありません。
誰しも最初は未経験であり、どんなプロでも必ず通る道だからです。
文系でも未経験でもやっていけるのであれば、誰でもできるのではないか?
と感じるかもしれませんが、ここからが重要です。
IT業界において大切なのは、
・読解力
・悲観的であること
この二つだと考えています。
「読解力」については、お客様の要望を正確に理解するために必要になってきます。
もし、要望を正確に理解できなければ、依頼されたものと全く別の物が出来上がって
しまうかもしれません。
「悲観的であること」については、ネガティブな要素に感じるかもしれませんが、
IT業界ではポジティブに作用することがあります。
例えば設計を行う際、「この設計で大丈夫だろう。」と楽観的に考えるより、
「本当にこの設計で問題ないだろうか…」と悲観的に考える方が、いち早く不具合に
気付くことができるでしょう。
また、「今の自分のスキルでは不安だから自主的にスキルを磨こう。」などと、
スキルアップのモチベーションとしても作用するかもしれません。
どんな時でも悲観的であるのは、精神衛生上良くないですが、しかるべきところで
悲観的になれるのは、この業界でやっていく上で武器になると考えています。
そう考えると、「文系・未経験でもやっていけるのでしょうか。」と考える就活生は、
良い意味で悲観的なのかもしれませんね。
以上、今回はIT業界に向いていると思われる人についてでした。