株式会社トミナガ

ポンプや暖房器具のメーカーとして創業し、国産初のガソリン計量機を開発。日本全国のサービスステーション（SS）を始め、学校や病院、公共施設等のボイラー設備、工場のエネルギー供給プラントや原材料供給システムなどの大規模設備まで、オーダーメイドでプランニング、設計、施工を手掛けている専門企業です。創業から137年、磨いてきたのは「流体や危険物を安全かつ正確に供給する技術」。時代の先端に立つエネルギー供給のスペシャリストとして、クリーンエネルギー等、新燃料の供給システム開発にも積極的に取り組み、インフラ事業を支えることで人々の生活を守っていきます。

「この敷地に、こんな施設をつくりたい」そんなお客様のご相談に乗るところからスタート。タンクの設置場所、方法、配管のレイアウト等、施設へのベストな燃料供給プランを設計技術者と共にオーダーメイドで提案していきます。無事図面が完成しても、計画通りに施工できるとは限りません。工事中に想定外の配管や柱にぶつかる場合もあり、建物や他の工場機械を施工するゼネコン等との調整も必要です。法令も行政の指導も、地域によって全然違う。一つとして同じ現場はないからこそ飽きないし、一つ終えるごとにできる事がどんどん増えていく。「次もぜひお願いします」お客様からのその信頼の言葉が大きなやりがいで、自分の成長を実感できます。

得意なのは燃料の供給だけではありません。たとえば、化粧品の原材料となる粘度のある液体や印刷用インクなど、流体の供給ならトミナガの出番です。世界的企業の巨大工場を手掛けることもあり、ときに最高難度の技術レベルを求められることもあります。その要求にしっかりと応えながら、設備設計を行うのがプラントエンジニアです。お客様との打ち合わせにより大まかな仕様が決まれば、概略図を作成。設備に使用するポンプ、バルブ、モーターなど、最適な部品を決定し、図面に落としていきます。年単位の工期を経て、自らの設計が形となり、工場が無事稼働したとき、何物にも代えがたい達成感を感じることができます。