静岡ホームは1907年(明治40年)4月に創設され、
115年を超える児童福祉の道を歩んでまいりました。
「児童養護施設静岡ホーム」と「静岡ホーム保育学園」の2つの施設を運営。
創設者のキリスト教精神に基づく「愛と奉仕の実践」の心を守り、
未来を生きる子どもたちの幸せを願って、より良い環境の中で最善の利益を考慮し、
心身ともに健やかに育成されるよう子どもたちと家族を支援しています。
私たち静岡ホームの歴史は、1907(明治40)年4月、創設者ロバート・エンバーソン師による日露戦争の「出征軍人遺家族幼児保管所」開設に遡ります。カナダ・メソヂスト教会の宣教師だったエンバーソン師の創設の理念となったのは、マタイによる福音書第22章39節にある「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」の教え。その思いを今日に受け継ぎ、私たちは児童養護施設と保育学園の運営を通じて、未来を生きる子どもたちの幸せを願い、 より良い環境の中で最善の利益を考慮し、 心身ともに健やかに育成されるよう子どもたちと家族の支援に努めています。
私たちの運営する「児童養護施設静岡ホーム」は市街地に近い賤機山の麓にあり、子どもたちがのびのびと暮らしています。また地域に開かれた施設として、防災訓練などの地域行事や子どもたちの遊び場としてグラウンド等を開放しています。児童養護施設の事業目的は、「保護者のない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童」をお預かりして養育し、自立を支援すること。 また、短期入所生活援助(ショートステイ)事業による地域の子育て支援や里親支援を行っています。生活を共にする中で、児童一人ひとりに寄り添い、向き合いながら、一歩ずつ成長を支援しています。
児童養護施設静岡ホームには、2歳から18歳までの子どもたちが生活しています。本体施設のほか地域の中で子どもたちが生活する定員6名のグループホームである地域小規模児童養護施設「のぞみ、めぐみ、ひかり」、学習に取り組む「学習棟」、就職や進学で自立する子どもが調理、洗濯等を体験する「自活訓練棟」、地域住民・支援者との交流およびスポーツ・文化活動の場である地域交流ホーム「楓ホール」、皆の憩いの場「園庭・ビオトープ」「グラウンド」「遊具広場」など、さまざまな機能や目的を持つ施設で構成されています。こうした地域にも開かれた環境の下、施設長以下多くの職員が力を合わせて日々子どもたちと向き合っています。
事業内容 | ◆児童養護施設静岡ホーム
保護者のない児童、虐待されている児童 その他環境上養護を要する児童を入所させて養護し、自立を支援します。 定員67人 (第一種社会福祉事業) ◆静岡ホーム保育学園 保護者の仕事やその他の理由で家庭で保育に欠ける子どもの 健全な心身の発達を図り保育します。 定員140人 (第二種社会福祉事業) |
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設立 | 創設 1905年(明治38年)8月
設立 1957年(昭和27年)5月 |
資本金 | 社会福祉法人につきありません。 |
従業員数 | 84人(児童養護施設55人 保育所29人) |
売上高 | 60,566万円(令和6年度予算) |
代表者 | 理事長 藤田一敏 |
事業所 | 静岡市葵区井宮町183番地 |
沿革 | 1905年(明治38年)8月
カナダ・メソヂスト教会宣教師、ロバート・エンバーソンが日露戦争による 「出征軍人遺家族幼児保管所」を静岡市鷹匠1丁目に設立 1907年(明治40年)4月 安倍郡安東村に移転「静岡ホーム」と改称し、「孤貧児救済所」を開設。 1929年(昭和4年)1月 ナースリー・スクール(後の静岡ホーム保育学園)を開設 1937年(昭和12年)3月 財団法人静岡ホーム許可 1948年(昭和23年)1月 児童福祉法による養護施設認可 1948年(昭和23年)12月 児童福祉法による保育所認可 1957年(昭和27年)5月 社会福祉事業法制定に伴い社会福祉法人認可 2001年(平成13年)7月 地域交流ホーム「楓ホール」を新築 2003年(平成15年)10月 地域小規模児童養護施設「小鹿寮」を開設 2007年(平成19年)4月 子育て短期支援事業を開始 2015年(平成27年)4月 一時預かり事業を開始 2019年(平成31年)4月 地域小規模児童養護施設「のぞみ」を開設(小鹿寮移設) 2022年(令和4年)4月 地域小規模児童養護施設「めぐみ」「ひかり」を開設 2023年(令和5年)4月 地域小規模児童養護施設「なごみ」を開設予定 |
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