シン建工業株式会社

現代の日本にはモノが溢れていますが「不足」が原因で生じている社会問題もあります。その問題とは、待機児童問題や高齢者福祉施設の不足による介護離職の問題。今後、労働人口が減少していく中で、これらの問題により就業できない人が一定数いることは、日本が抱える大きな課題です。当社は「企業も地域社会の一員」という考えのもと、暮らしやすいまちづくりを実現するため、保育園や高齢者福祉施設を建設し、このような社会問題に正面から取り組んでいます。地域に足りない建物、地域にもっとも必要な建物を建てることで「建物」以上の価値を提供。高齢者福祉施設に関しては自社でも8ヶ所を運営し、地域に住まう皆さんの生活を支えています。

東日本大震災を皮切りに、近年、大規模災害が多発している日本では、災害対策が大きな課題となっています。当社が扱う高規格土のうを使った「D-BOX工法」は、地震による揺れの低減や地盤の補強、液状化現象への対策にも大きな効果を発揮します。環境への負担が少なく耐久性も優れており、業界内で高い評価をいただいています。最近ではこの工法を広めるため「D-BOX協会」も立ち上げました。このような独自の技術力が信頼となり、県や市の公共事業や地域の生活を育むために不可欠な幼稚園や保育園の建設など、多くのプロジェクトを任されています。自分の仕事が人々の暮らしや安心を支えている。大きなやりがいを感じられる仕事です。

当社では、1件あたりの施工期間が短く、大手企業に比べ個人の裁量が大きいため、成長環境に恵まれています。大手であれば分担して行うプロジェクトも個人でマネジメントできるため、早くからプロジェクトマネジャーとしての経験を積むことができます。今後、AIが台頭していく中で、職業としての単純作業は消滅していくと言われていますが、人やモノをマネジメントしていく当社の仕事は、そういったAIに取って代わられる仕事から最も遠いところにあるといえるかもしれません。また当社は、一般の建設会社のように施工だけを行うのではなく、企画から参加しているのも特徴の一つ。ゆくゆくは、街づくりのための企画にも参加していただけます！